徹底解説

2016.12.15

超・徹底解説 マツダCX-5

もっとも体が触れる部分にも細心の注意を

シート・バックにはサスペンション・マットを採用することで、広い面積に耐圧を分散させる。またシート・バックの剛性を部位ごとに最適化し、体幹を支えて上体の揺れや頭部の移動を最小限に抑えている。

座面には新たに高減衰ウレタンを使用。運転に必要なフィードバックとしての振動はきちんと伝えながら、不快感につながる振動を絶縁する。

リア・シートの快適性も大幅に高めるために、28°までシート・バックを傾けられる2段階式のリクライニング機構を採用している。

さらに小柄な乗員でもフロアに足が届きやすくするため、後席のヒップ・ポイント高をモデル・チェンジ前よりも10mm低下している。

長時間座っていても疲れないよう、座面に使用するウレタンを少ない荷重でも、きちんとたわむ特性にするとともに、シートの前縁に膨らみをもたせるなど、人間の体型に沿った立体構造となる。

デザインもあくまで人間中心 質感重視

デザインにもかなりのこだわりが見られるが、これはあくまで居心地のやすさのため。デザインを優先するあまり、使いづらくならないように配慮されている。

人間中心に構築した空間と、高い質感を実現するために、マツダは ‘空間’ ‘フォルム’ ‘質感’ の領域で注力している。特に空間領域は人間を中心とし、全ての乗員が心地よい緊張感と安心感を得られる基本骨格となる。

ドライバーを中心に、操作機器や計器類を左右対称に配置したのは、ドライバーとの一体感を高めるため。具体的には左右の空調ルーバーとステアリング・ホイール、メーター部の配置を同じ高さとし、ドア・トリムの華飾も水平基調としている。

センター・コンソールは先代モデルよりも高くワイドなプロポーションに。左右のアーム・レストと合わせて、乗員の下半身をサポートする。

徹底的にムダを省くことで、シンプルかつ上質な空間演出を目指したと主査の児玉眞也氏は語る。


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