徹底解説

2016.12.15

トヨタC-HR

ガソリン、ハイブリッド、2種のパワートレイン

パワートレインは、ガソリン・モデルとハイブリッドの2種類。

ひとつはプリウスと基本的に同じ1.8ℓ直4エンジン+モーターのハイブリッド、もうひとつは1.2ℓ直4ターボで、トランスミッションは前者が電気式無段変速、後者がCVTである。

両者の大きな違いがもうひとつあり、ハイブリッドがFWD=前輪駆動なのに対して、ガソリン・モデルは4WDを採用している。よって車両価格は、4WDの方が低価格になり、車重はFFのハイブリッドの方が軽いという、逆転現象が起きている。

ガソリンエンジンは116ps、18.9kg-mを発揮する直噴1.8ℓダウンサイジング・ターボで、1470kgの車体を引っ張り、JC08モード燃費15.4km/ℓを達成。ガソリンタンクは50ℓを確保する。

4WDは、前輪駆動と4WDを自動的に電子制御するシステムだ。旋回時にはステアリング操舵量からドライバーが思い描くラインを算出し、きめ細かく後輪にトルクを配分する。

ハイブリッドは98ps、14.5kg-mのエンジンと、72ps、16.6kg-mのモーターを組み合わせた。容量6.5Ahのニッケル水素電池を後席下に配置するこちらは、1440kgの車体を30.2km/ℓの燃費で走行させる。ガソリンタンクは43ℓと、内燃モデルより7ℓ分少ない。また、センターコンソールにはEVモード・ボタンが設定される。

ガソリン・モデルは車名にTが入ることを覚えて頂きたい。SUVモデルなのだから「4WDは外せない」という方は、必然的にTを選ぶことになる。

インテリアはシックな雰囲気

個人的にトヨタのやる気を強く感じたのは、外観よりもインテリアだ。C-HRのインテリア、いかがだろうか?

操作パネルはドライバー側にオフセットしており、ハンドルまわりと一体感をもたせたレイアウトになっている。ドライビングに集中できるクルマの特徴であるが、パーキングブレーキから空調、インフォテインメント、オーディオといったひとつひとつの操作が、一本の動線上に配置されていて使いやすい。

ドライビング・フォーカスのインテリアを引き立てているのが、圧迫感のないインストルメントパネルだ。乗員前方の視界から左右のドアトリムまでが、薄い立体構成により広がりを感じさせ、操作部とメリハリをつけているのだ。

また、C-HRのインテリアは色の統一性と、質感の統一性が実にバランスいい。リコリス・ブラウンまたはブラックというダークカラーの内装色をベースに仕立ての良さを感じる配色を採用。シート表皮を本革、上級ファブリックおよびファブリックの3種、細部のマテリアルを2種類に絞り込んだことでシックな大人の雰囲気を演出することに成功した。


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