徹底解説

2016.12.15

トヨタC-HR

TNGA第2弾モデルとして登場

こちらのシャシーイメージ、C-HRの外観から想像する以上に低まって見えませんか?

フォルクスワーゲン・ゴルフやアウディQ3をベンチマークにしたことからもトヨタの力の入れようが伺えるストラクチャーはご存じ、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)である。

つまりプリウスでデビューしたTNGAの第2弾が、SUVモデルとして登場したのだ。重心が低く、高剛性で、乗り心地にも優れるというTNGAは、車高の高いSUVではどのようにチューニングされたのか?

C-HRはボディ開口部に環状骨格構造を採用。また、構造用接着剤を追加塗布しパネルの結合剛性も強化。これによりボディのねじれを抑制するだけでなく高い操縦安定性を生み出した。

サスペンションは前後ともに新開発で、フロントにはトヨタとしては異例であるが、標準サイズを超えた大径スタビライザーを装備した。しなやかにサスペンションをストロークさせロール剛性を高めることで、車高の高いSUVにつきものの横揺れを抑制するのだ。

またゴムブッシュより剛性の高いボールブッシュをロアNo.2アームへ採用するなど、綿密なチューニングを施したダブルウィッシュボーン・リアサスペンションを搭載。コーナリング時も安定して走る操縦安定性を実現したという。

乗り心地にかんしては、リアアッパーサポートの緩衝材に、高周波域での低動バネ化を実現すべくトヨタ初のウレタン材を使用。くわえてアブソーバーの応答性や減衰力のチューニングにこだわり、しなやかでフラットな乗り味を確保した。また、ほぼフロア全面へ吸音材を設定し、エンジン音・ロードノイズを低減する吸遮音材の最適配置、接合部の隙間を細部まで埋める方法でノイズの侵入を抑制している。

ニュルブルクリンク24時間レースに挑戦したことからも分かるように、C-HRは欧州に通用する性能を求めているのだ。

選べる4グレード

セーフティ機能では、衝突回避支援パッケージのToyota Safety Sense Pを全車に標準装備するのが嬉しい。グリルのブランド・エンブレムに装備したミリ波レーダーと、フロントガラスの単眼カメラを統合制御することで、クルマだけでなく歩行者の認識も可能となった。

このシステムにより歩行者検知機能付きプリクラッシュ・セーフティ、ステアリング制御付きレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールが全車に搭載される。またエアバッグは、サイドエアバッグ、カーテンシールド・エアバッグを含む6つを設定、衝突時の被害から乗員を保護する。

主な標準装備は、Toyota Safety Sense Pのほかにも、電動パーキングブレーキ、本革巻き3本スポークステアリングホイール、スマートエントリー&スタートシステムなどを全車に備えた。

グレードは、ハイブリッドがSおよびG、ガソリンがS-TおよびG-T。

上級グレードのGおよびG-Tには、18インチ・アルミホイール、LEDフロント・フォグランプ、ブラインドスポットモニター、クリアランスソナー&バックソナー、シート表皮(上級ファブリック+本革)が標準装備となる。

価格はハイブリッドのSが2,646,000円、Gが2,905,200円。ガソリン4WDのS-Tが2,516,400円、G-Tが2,775,600円。


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