スバル・フォレスター2.0XTアイサイト

公開 : 2015.10.19 23:50  更新 : 2017.05.29 18:41

  • アイサイトver.3に進化。視野角と視認距離を拡大し、カラー画像化によりブレーキランプも認識。

■どんなクルマ?

スバルのクロスオーバーSUVであるフォレスターが、エクステリアをはじめ各部に大きな変更を受け、商品性を大幅に向上させた。フロントマスクがより凛々しい印象となったために「初の」マイナーチェンジと記してしまいそうだが、フォレスターの現行モデルがデビューした2012年11月以降、スバルは毎年のように年次改良として一部変更を重ねたり、特別仕様車の設定を行うことでモデルの熟成を進めている。

そのため「初の」マイナーチェンジという表現が正しいのかそうでないのか、書き手としては微妙なところだけれど、少なくともこれまでの一部変更とは規模の異なるブラッシュアップが施されたのは事実。それはまずスタイリングにも表れている。

いかにも本格SUVといったスタイリングを持つ現行フォレスターだが、新型では前後バンパー形状やフロントグリル、ヘッドライトなどの形状を変更している。ヘッドライトはこれまでディスチャージ式だったタイプが新たにLEDを採用し、ステアリングの操舵に連動して照射角度が変わる連動タイプとなった。

フロントバンパーは左右にエアインテークダクトを思わせるデザインが施され、ワイド感を強調。さらにフロントグリルはメッキ加飾部分が大型化し、高級感とスポーティなイメージをともに高めているのが外観における変更点だ。

内容面における進化でいえば、注目は安全装備が充実したこと。スバルの安全装備といえば、もはや同様装備の代名詞的な存在となった感のある「EyeSight(アイサイト)」だが、このアイサイトがver.3に進化した。前方を常に監視するステレオカメラの性能アップやカラー画像化などにより、歩行者や車両検知性能を高めている。

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