フォルクスワーゲン・トゥーラン2.0 TDI R-ライン

公開 : 2016.05.31 23:50  更新 : 2017.05.29 18:56

フォルクスワーゲン・トゥーランR-ラインは、MPVをスポーティにするという目的のもと作られた。今回われわれはパンチーな2.0ℓディーゼルを試す。

■どんなクルマ?

フォルクスワーゲンのR-ライン・モデルは、ノーマルのトゥーランに比べて、ビジュアル上のアグレッシブさを付加している。スポーティな見た目の前後バンパー、クロームの2本出しマフラー、18インチのアロイ・ホイール、R-ラインのエンブレムなどがそれだ。

2.0ℓディーゼル・エンジンの展開のなかでもっともパワフルなモデルは190psを発揮するが、今回われわれが試すのは、よりポピュラーな150ps。オプションにて、15mm車高が下がり、ハンドリングをややタイトにする(であろう)スポーツ・サスも用意されている。

それ以外は、ノーマルのトゥーランとまるで同じだ。つまり5つのレギュラー・シートと、荷室により小さな折りたたみシートが備えつけられている。最後列を折りたためば広大な荷室が出現する点以外は、フォルクスワーゲンの、いつもの落ち着いたインテリアである。

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