マツダ・アクセラ・スポーツ15XD

公開 : 2016.08.09 05:50  更新 : 2017.05.29 19:12

  • 新型は、カメラの性能を高め、ブレーキ自動制御の検知対象を車両に加え歩行者まで拡大。

新ラインナップの1.5ℓディーゼルを、2.2ℓのディーゼル・セダンと比較。新型アクセラ、選ぶならどっち?

■どんなクルマ?

走行関連ハードウェアの次世代戦略として「スカイアクティブ・テクノロジー」を展開するマツダだが、そのこだわりは機構や機能だけではない。登場後も進化を続け、既存車種にもMC等で最新バージョンを採用。「今ある最良をユーザーに届ける」がマツダ車の欠かせない要点のひとつとなっている。主要構造にすべてスカイアクティブ技術を導入した「フルスカイ車」はCX-5が皮切りであり、ここで採り上げているアクセラはその1年半後となる2013年にフルスカイ車第三弾としてリリース。このMCでは先に技術発表を行ったGVC(Gベクタリング・コントロール)とCX-3デミオにも展開されている1.5ℓディーゼルの導入が目玉商品となるが、従来からラインナップされている2.2ℓディーゼルや安全装備、HUD(ヘッドアップディスプレイ)等に大幅な改良を加え、マツダの最新車らしい内容となった。

内外装は造形面の大幅な変更はないものの、加飾やアクセントの変更により従来のスポーツカジュアル的なイメージから大人っぽい落ち着きを加えたスマートカジュアルの雰囲気となった。試乗した走りの印象もそのとおり。「大人の深み」がアクセラのキーワードである。

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