フォルクスワーゲン・キャンパー・バンはEVとして復活

公開 : 2015.04.02 22:00  更新 : 2021.07.27 14:38

フォルクスワーゲンのランド開発担当取締役であるDr.ハインツ・ヤコブ・ノイサーは、ニューヨーク・モーターショーの会場で「キャンパー・バンを電気自動車として復活させる予定だ。」とAUTOCARに話した。

既に、フォルクスワーゲンのエンジニアとデザイナーは、電気モーターでフロント・ホイールを駆動し、床の下のバッテリーを収めたモデルの開発が進められているという。デザインは、アイコニック・モデルでもあるオリジナルのキャンパーをイメージするものだとも語った。

「最も重要視したのがワイドでソリッドなDピラー、そして次がセンター・セクションのボクシーなデザイン、そして3番めに非常に短いオーバーハングを持つフロントだ。Aピラーからフロント・エンドまでの距離は最小限である必要がある。」と、そのデザインについてコメントしている。

FWDに変換できた理由は、電気モーターが従来のガソリン・エンジンよりも非常に小さく、低いボンネット・ラインを取ることを可能にしたためだという。また、Aピラーは従来のMPVモデルと比べても前方に位置する。まだ、このようなレイアウトは、コスト的にも魅力的なものとなることに繋がるという。

ノイサーは、コンセプト・モデルの製作がフォルクスワーゲンで進行中だと語った。

▶ 2015 ニューヨーク・モーターショー

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