マセラティのロゴをテーマにした彫刻作品を上海で披露

公開 : 2015.04.22 21:50  更新 : 2017.06.01 02:10

世界的に有名なイタリア人彫刻家、オリヴィエロ・ライナルディがマセラティの依頼により制作した彫刻作品 “ネプチューン イン ザ ウィンド (Neptune in the Wind)” がこのほど完成し、上海モーターショーの開幕前の4月18日に、上海当代芸術館で完成披露パーティが行なわれた。

200名以上が集まった完成披露パーティには、スペシャル・ゲストとして彫刻制作者のオリヴィエロ・ライナルディ、マセラティCEOハラルド・ウェスター、上海当代芸術館館長のサミュエル・クン等が列席した。

マセラティが創業したのは1914年。マセラティ兄弟の1人でアーティストのマリオがデザインしたマセラティのロゴは、ボローニャのネプチューン像が持つトライデントの紋章からインスピレーションを得たものと言われている。

彫刻家オリヴィエロ・ライナルディは、特に石などを少しずつ削って形づくる彫像・彫塑制作の分野で国際的な評価を得ており、その作品はシンプルなスタイル、流れるようなライン、古典的な様式美、洗練された構成、そして、簡潔でなおかつダイナミックなフォルムで知られている。マセラティは創業100周年を祝うために彼に彫刻作品の制作を依頼したというわけだ。

高さ260cm、幅190cm、重さ600kgというベトナムから取り寄せられた規格外のクリスタルホワイトの大理石は、表面が純白で完全に透き通っているという独特の性質を持つもので、LEDバックライトでより印象的な効果を演出する。

この作品は、神話上のネプチューン神の三つ矛に象徴された「パワー」「ダイナミック」「スピード」「エレガント」といったマセラティブランドに込められたさまざまなイメージを表現しているという。

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