1700psのハイブリッド・スポーツ、PSC SP-200 SIN

公開 : 2015.05.29 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

ラスベガスに拠点を置く新興自動車メーカーのPSCモーターが、1700psというとんでもないパワーを持つハイブリッド・スポーツカー、SP-200 SINの詳細を明らかにした。

このSP-200 SINは、9.0ℓのV8ガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド・ユニットをミドに搭載する後輪駆動のスポーツカー。これに8速のデュアル・クラッチ・ギアボックスが組み合わせられ、そのパフォーマンスは、0-100km/h加速が2.8秒、トップスピードは450km/hに達するという。

電気モーターのみで約50kmの走行が可能だという。

ボディ・サイズは全長4.4m、全幅2m、そして全高が1.1mで、PSCモーターによれば、軽量かつハイ・パフォーマンスなモデルであるという。ボディ・ストラクチャーはカーボンファイバーとアルミニウムがメインに使われており、その重さは1400kgだという。

PSCモーターの最高経営責任者であるアントニオ・カルヴァは、このモデルが、フェラーリマクラーレン、ケーニグゼグ、ポルシェたちのライバルとなるとし、生産台数は限定35台とコメントしている。

「このプロジェクトが5年前にスタートした時点で、世界最速を謳うスポーツカーに対して敬意を評しながらも、新しい何かにチャレンジしたかった。誰も1000ps以上のパワーを必要としないかもしれない。しかし、われわれはこのモデルにそれ以上のパワーを与えることにした。」とカルヴァはコメントしている。

6月1日にはPSCモーターにおいて実物大のモデルのプレビューが行なわれ、2016年から生産が始まるとしている。

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