AM-RB 001はロード・バージョンとサーキット・バージョンを計画

公開 : 2016.05.04 22:50  更新 : 2017.06.01 01:32

アストン マーティンとレッドブルがジョイントして制作するエイドリアン・ニューウェイ設計のスーパーカー、AM-RB 001には2つのバージョンがあるようだ。

アストン マーティンのゲイドンの工場で生産される99台限定のAM-RB 001だが、そのほとんどはロード・ゴーイング・モデルとなる予定だが、極く少数ではあるがサーキットに焦点を絞ったモデルも造られるようだ。

「この2台は非常に近い関係性を持ってはいるものの、別のクルマだ。」とニューウェイは語った。

このAM-RB 001は、ニューウェイが、アストン マーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレック・ライヒマンの協力を得てデザインされるという。

「サーキット専用モデルは、より大きなホイールと大きなウイングを備えることになる。ロード・ゴーイング・モデルには不要な装備だ。また、オーディオ類は当然ながら省かれる。確かに、パーツを変更すれば片方のバージョンからもう片方のバージョンへとスワップすることは可能だ。しかし、ユーザーが求めるものと違うバージョンを購入するかどうかについては、良くわからない。」

3月に発表されたアストン マーティンとレッドブルの先進技術提携の会場で、アストン マーティンのCEO、アンディ・パーマーは、サーキット・バージョンはシルバーストンでF1と同じラップタイムを刻むことを目標とするとコメントしている。

AM-RB 001は、モデリング・ステージに進行しており、このプロジェクトに関わる上級役員によって精査されている。

幾つかのテクニカル・ディテールは漏れ伝わるが、ライヒマンによれば「このAM-RB 001がどんなクルマに似ているかは話せないが、アストン マーティンだとわかるプロポーションを持っている。」という。

幾つかのディテールというのは、このAM-RB 001がハイブリッド・システムを備えた内燃機関をミドシップに搭載しているということだ。また、全高は6フィート。驚くべき性能を持っているものの、毎日の足としても使えるクルマだという。



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