ボルボは、XC40コンセプトと同時にイエテボリのスペシャル・イベントで、40.2とネーミングされたコンパクトEVコンセプトを発表した。この40.2は、最高350kmの航続距離を持つモーターとバッテリーが搭載されたEVである。

同時に発表されたXC40コンセプト(40.1と呼ばれる)と共に、CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)をプラットフォームに持つモデルである。

40.2は現行のV40と劇的に異なるように思われるが、サルーン・プロファイルを持つものの、実はハッチバック・ボディであり、これが新しいV40になると思われる。この40.2は、アメリカおよび中国市場を意識したデザインのようだ。

モーターは前輪を駆動し、バッテリー・パックはフロア下に収めらえる。メルケルは、350kmという航続距離のみの発表を行ったが、そのパフォーマンスについては公表していない。

このEVのプロダクション・モデルは、2019年にリリースが予定されているSPAプラットフォームを持つボルボ初のEVモデルの後にデビューするものと予想される。ボルボは100万台のモーターを積んだモデル、つまりEVあるいはハイブリッド・モデルを生産するという計画も明らかにした。