第3世代のシトロエンC3を公開

公開 : 2016.06.30 04:40  更新 : 2021.03.05 21:43

3代目となるシトロエンC3が公開された。そのスタイリングは、エアバンプを持つなど明らかにC4カクタスから受け継がれたデザイン・キューを持つ。

その全長は3.99mとコンパクトなままだが、ショルダー・ルームは2cmほど先代より拡大され、300ℓのブート・スペースも確保されている。

新しいC3は5ドアのみの設定で、アップグレードされたプラットフォームAに基づく。このプラットフォームはDS3にも使われるものだ。プラットフォームAは、サイドクラッシュのパフォーマンスを向上させるために、フロント・シートの後ろにHブレースを採用しているという。また、コンベンショナルな溶接と構造接着剤とを共用した最初のモデルであるという。

サスペンション・チューニングは快適性を重視したセッティングで、リラックスしたダンピング・セッティングが採用されるという。

エンジンは、ピュアテック・ガソリン・エンジンが3種類。68、82、110の3種類で、標準はマニュアル・ギアボックスとなる。ディーゼルはブルーHDiで、75と100の2種類。共にスタート・ストップ機構を持つ。ギアボックスは標準の6速の他、EAT6、6速オートマティックも提供される。

C3のインテリアは「紛いもなき幸せを感じる空間」とシトロエンがコメントしているもので、カクタスのものよりも整理されているという。従来のダイヤルと、低い位置に設えられたセントラル・タッチ・スクリーンを持つ。また、2ステージのフォーム・パッディングは、カクタスでも使用されているものだ。

ボディ・カラーは9色。これに3色のルーフ・カラーが組み合わせられるので、合計36通りの色使いとなる。また、アーバン・レッドを含みインテリアのテーマ・カラーは4色が用意される。

変わったオプションとしては、シトロエン・コネクテッド・カムがある。これはGPSとウェブ接続を持ったウインド・スクリーンにマウントされたカメラで、1クリックするとそのイメージをSNSにアップできるというもの。また、クルマが動いていない状態では、20秒のビデオを撮影することが可能だという。

この他、リアルタイムのトラフィックを表示するナビゲーション、バック・カメラ、ヒル・スタート・アシスト、ブライド・スポット・ワーニング、ドライバー疲労警告、シトロエンSOSサービスなどがオプションとして用意される。

価格はまだ未発表で、英国での発売は来年1月からの予定だ。

関連テーマ

おすすめ記事

 

シトロエンの人気画像