ポルシェ911 GT2 RSのテスト車両をニュルブルクリンクでキャッチ

公開 : 2016.07.01 04:50  更新 : 2017.06.01 01:28

ポルシェ911のホットモデル、GT2 RSがニュルブルクリンクでスパイショットに収められた。

このモデルは、911のプロダクション・モデル史上、最も過激なものになると考えられ、外観はGT3およびGT3 RSのボディワークをミックスしており、リアの特大ウイングとフロントのレーシング・スタイル・ウイングレットが大きな特徴だ。

われわれが入手した情報によると、搭載されるフラット6エンジンは、ポルシェが生産化する最もパワフルなものとなり、拡大化されたリアの2つインテークがその証しになっている。

GT3 RSの4.0ℓ自然吸気フラット6エンジンはすでに500psを発揮しているが、過給器を搭載するGT2 RSのパワーは710psに迫ると思われる。つまり、マーケットに登場するもっともホットな911になるのだ。

911Rをはじめ、近年発表された911の限定モデルは、タイプ991の第1期モデルをベースに製造されている。しかし、今回写真に収められた個体は、第2期のリア・ライトを採用しているように見える。これは、ポルシェのハイパフォーマンス・ディビジョンのボス、アンドレアス・プレウニンガーが昨年われわれに明かした「GT2 RSは第2期の991をベースに、プロダクション・ライフの終盤に登場するだろう」というコメントを裏付けるものだ。

以上の内容より、GT2 RSのローンチは、2018年の後半と考えるのが妥当だろう。

997世代を最後に911GT2 RSの販売は終了しているが、わずか1370kgの車重に620psのツインターボ・フラット6を搭載したそのモデルは、今でも911最強のモデルだったと語り草になっている。


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