ポルシェ911GT2 RS、再びニュルブルクリンクでテスト

公開 : 2016.08.19 04:40  更新 : 2017.06.01 00:44

ポルシェ911GT2 RSがニュルブルクリンクでテストされているのが再び発見された。しかし、この911GT2 RSのテスト・モデルは、GT3 RSと同じホイールアーチ・ベントを持ったモデルのようである。どうやら911GT3 RSのボディの一部を拝借してのテストとも思える。しかし、より大きなリア・ウイングと、フロント・バンパーのレース・スタイルのウイングレットは専用のものである。

6月に911GT2 RSのテスト風景を最初にキャッチした時には、GT3 RSとは異なるホイールアーチが持たされていた。今回、何故GT3 RSを同じホイールアーチとなったのかはまだ明確ではないが、その一方で、大きなリアのエア・インテークは、6月のテストから不変である。

GT3 RSは500psの4.0ℓノーマル・アスピレーション・ユニットを搭載するが、GT2 RSはターボを備えたおよそ710psを発揮するエンジンを搭載すると思われる。もちろんリリースされればシリーズ上で最もホットな911となる。

911Rをはじめ、近年発表された911の限定モデルは、タイプ991の第1期モデルをベースに製造されている。しかし、今回写真に収められた個体は、第2期のリア・ライトを採用しているように見える。これは、ポルシェのハイパフォーマンス・ディビジョンのボス、アンドレアス・プレウニンガーが昨年われわれに明かした「GT2 RSは第2期の991をベースに、プロダクション・ライフの終盤に登場するだろう」というコメントを裏付けるものだ。

デリバリーは2018年の後半になると予測される。

997世代を最後に911GT2 RSの販売は終了しているが、わずか1370kgの車重に620psのツインターボ・フラット6を搭載したそのモデルは、今でも911最強のモデルだったと語り草になっている。



▶ 海外ニュース / ポルシェ911 GT2 RSのテスト車両をニュルブルクリンクでキャッチ

関連テーマ

おすすめ記事

 

ポルシェ 911の人気画像