遂に400psユニットを手に入れたアウディRS3スポーツバックをジュネーブで発表

公開 : 2017.02.10 13:12  更新 : 2017.06.01 00:30

アウディRS3にフェイスリフトが施される。最も大きな変更点はその2.5TFSIユニットが従来の367psから400psにまでアップされたことだ。ジュネーブ・モーターショーでパブリック・デビューが予定されている。

先般フェイスリフトが行われたアウディA3、S3に準じたスタイリングのアップデートに加え、エンジンのパワーアップが施された新しいRS3がジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアされる。

昨年のパリ・モーターショーで公開されたRS3セダンに続いてのフェイスリフトで、このスポーツバックにも400psの2.5ℓ5気筒ユニットが搭載されることになった。この2.5TFSIユニットは、アルミニウム・クランクケースなどの採用によって従来型よりも26kgほど軽量化されている。パワーは400ps、トルクは48.9kg-mとなっている。パフォーマンスは0-100km/h加速が0.2秒速くなった4.1秒に、最高速度も280km/h(旧型は電子リミッターが250km/hで効いた)に向上している。

トランスミッションは7速Sトロニックで、これにクワトロ・システムが組み合わせられる。

また、フロントのトレッドが20mほど拡大され、4輪に235/35R19サイズのタイヤが組み合わせられる。ブレーキはφ310だが、同径のカーボン・セラミックもオプションで選択可能だ。

デザインは、他のA3シリーズに施されたものと同様、よりシャープな感じを与えられているもので、LEDフロント・ヘッドランプ、リア・コンビネーション・ランプなどが一新された。オプションではマトリックスLEDランプも選ぶことができる。

インテリアでも、A4などに採用されているバーチャル・コクピット・ディスプレイ・インフォテインメント・システムが新規に採用されている。

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