ミニ・リマスタード 受注2000件超えに その理由は? 開発者に聞く

公開 : 2017.06.04 18:10  更新 : 2017.06.20 12:18

1,000万円を超える、手作りの「ミニ・リマスタード」が発表された当日には650件、今や2000件ものオーダーを受けているそうです。日本からの受注も。何がそんなに魅了するのか? 開発者に聞いてみました。

あるいは「儲からない」かもしれない

多額の資金を投入した大作で設けようというハリウッド方式のビジネスが、自動車業界にも入り込んで久しい。

その対局で成功を収めそうなのが、デイビッド・ブラウンが手掛けるミニ・リマスタードのケースだ。

クラシックミニを、現代の技術で蘇らせようというそれは、ようやく完成車がお目見えしたばかりだが、予想を超える需要があるという。

彼の心境は、映画「ジョーズ」のロイ・シャイダーのようなもの。現状は「この船じゃ小さすぎる……」という有名なセリフを口にしたくなるほどらしい。

数週間前に発表された「リマスタード構想」では、ブラウンが率いる少人数のチームが、年間100台、最終的に250台程度を製作し、第1号車のデリバリーは11月頃を予定するとされた。

ところが、発表直後から問い合わせが殺到。英国内ばかりか、遠くオーストラリアや、いまだミニ人気の高い日本からも寄せられた。

初日のみで650件、現在は2000件を超え、なお電話が鳴りっぱなしだという。

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