トヨタは、今冬発売する新型プリウスPHVにおいて、車両のEVモード走行距離や自宅での充電量によって、ドライバーが様々な特典を受ける新サービス「PHVつながるでんきサービス」を東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、関西電力、四国電力の5社とそれぞれ共同で実施する。

本サービスは、新型プリウスPHVのオーナーが、長い距離をEVモードで乗ることにより、環境負荷を低減するという想いを具現化した企画。トヨタのコネクティッド戦略の柱である、モビリティサービス・プラットフォームを活用した異業種連携の一つの形でもある。

「PHVつながるでんきサービス」で電気代を浮かせる

具体的には、プリウスPHVに装着される車載通信機(DCM ： データ・コミュニケーション・モジュール)を通じて得るEVモード走行距離や自宅充電量等の情報を、トヨタからオーナーがサービス申込みをしている電力会社に提供。その内容は、WEBサイトを通じて確認できるほか、内容に応じて電力会社からオーナーにポイントを付与。そのポイントを利用することで電力料金の支払いや、商品との交換を行うことができる。

なお、「PHVつながるでんきサービス」については、プリウスPHV発売と同時に専用WEBサイトにて顧客案内を開始し、あわせて販売店にて各電力会社のサービス内容を紹介するチラシを設置する予定。