長期使用報告

2015.08.27

ルノー メガーヌ ハッチバック ゼン/ルノー メガーヌR.S. 第3回

8月7日
撮影を兼ねて、実家から約25分の場所にあるゴルフ場への取り付け道路に向かう。この道は、両側に生垣が植えられてガードレールの場所が少なく、撮影には好ましいところだ。2速全開に近いスピードでクリアできる40Rほどのコーナーと勾配のきついストレートが5kmほど続いていて、R.S.の撮影と走行テストには格好の場所だと思う。

過去にサーキットでタイムトライアルをした桧井選手が、R.S.のコーナリングは通常のFFの感覚ではない、と話していたが、正にその通りで、殆どトルクステアを感じないまま、ステアリングは切れば切っただけ曲がり、ロールは少なく、限界付近ではフロントに続いてリアが僅かにスライドしたところで、殆ど感知できないレベルでトラクション・コントロールが介入する。このコーナリングのテイストは実に巧妙で、ドライビングしていて、全く不安を感じさせず、しかも、途轍もなく速い。楽しくて、何時までも、何往復でも走っていたくなってしまうのだから、全くもって始末が悪い。フォトグラファーから、タイヤの匂いが酷いと言われて、そろそろ潮時と引き上げることにした。

8月11日
今日は、甲府から川崎に戻る日だ。この時期は、上り下り問わず、夕方からかなりの渋滞が予想されていて、マニュアル・ミッションのこのR.S.では、ちょっと辛い。結局、甲府を出たのは18時。その時点での渋滞は小仏トンネルを先頭に20kmだった。渋滞の中では、アイドリングストップが普段と逆に鬱陶しい。R.S.の場合は、クラッチを踏み込んだだけで解除されるので、その点は良いと思う。ATなら、眠くなりそうな状況だったが、マニュアルを操作していたおかげで、何とか元気を保ち、帰宅した。

さて、今回は、ルノー メガーヌの最上級のスポーツモデル、R.S.と、最もお買い得なゼンの2台を乗り比べたわけだが、結論は、峠を必死に飛ばすのでない限り、ゼンのほうがお勧めということだ。答えは言わずもがな、だが、ゼンのほうがソフトで安楽、かつ、意外と速いのでかなりオールマイティに使えるからだ。それに、実は、峠においても、ゼンは結構速く走ることが出来るのである。

価格はゼンが249万円。R.S.が396万円である。約150万円の差をどう見るかはそれぞれだが、私なら、ゼンを選択する。

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