特別企画

2016.12.02

トヨタ86 ーー AUTOCAR編集部が選ぶ2016年の50台

軽量、低重心、そして小型。スポーツカーの定義をきちんと守るこのクルマは、2012年の発表以来、日本のみならず世界の市場にすっかり定着した。

そんなトヨタ86は、今年の7月5日に生まれかわった。ただ、フル・モデル・チェンジではない、マイナー・チェンジ。つまり ‘どこが変わったか?’ が、まだよくわかっていない読者も多いのではないかと考えた。

すっかりと日本に定着した86について、いまさら ‘どういったクルマか?’ を説いたところで、釈迦に説法になりかねないから、このページでは変更点をおさらいしたい。

まずは給排気系の改良だ。これによって2ℓ水平対向4気筒エンジンの低回転域からのトルクの立ちあがりが自然になった。またショック・アブソーバーのバルブ構造が見直されたことで安定感が増した。

外観も変わっている。ただし、たんに ‘変わったよ!’ というアピールのための変更ではなく、空力性能の向上を主としている。これによって接地性と回頭性も高まった。

実際的な走りのみならず、ルックス上の ‘低重心感’ も増しているな、と感じるのは、やはり前後バンパーが ‘ハの字’ 型の造形になっているからだろう。どっしりして見える。

インテリアに目を向けると、ステアリングが小さいことにも気がつく。トヨタの中では最小径の362mm。グリップの断面形状も最適化することで、握り心地はもちろんのこと、操縦性が高まるという結果につなげてきた。

3連メーターの中央に鎮座するレヴ・カウンターは、最高出力を生みだす7000rpmがメーターの真上にくるように変更。その右には、‘Gモニター’、‘パワー・トルク・カーブ’、‘ストップウォッチ’ を表示できる画面が加わった。

すべては、‘よく走る’ ため。86はスポーツカーである。

AUTOCAR編集部が2016年の50台に選んだワケ

AUTOCARの評価基準は “乗って楽しいか?” という一点に集約されることが多い。これはスポーツカーのみならず、3ドアの小型ハッチバックのいわゆるシティカーや、SUVだって同じである。そして厳しい。にもかかわらず、トヨタ86は5つ星を獲得した。そんな86が改良されたというのだから、選ばないことのほうが不思議である。


▶ 国内初試乗 / トヨタ86リミテッド
▶ 国内初試乗 / トヨタ86 GRMN

トヨタ86リミテッド

●価格:3,183,840円 ●ボディ・サイズ:4240×1775×1320mm ●車両重量:1240kg ●エンジン:水平対向4気筒1998cc ●最高出力:207ps/7000rpm ●最大トルク:21.6kg-m/6400-6800rpm ●ギアボックス:6速マニュアル ●タイヤ:215/45R17 + 215/45R17

トヨタ http://toyota.jp/86/


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