特別企画

2016.12.13

ジープ・レネゲード ーー AUTOCAR編集部が選ぶ2016年の50台

約10年ぶりとなるジープの新型車にして、アメリカ国外で作られるはじめてのモデルでもある。組み立てはイタリアのメルフィでおこなわれ、プラットフォームはフィアット500Xとシェアという興味深い血筋を持つ。

全長はマツダCX-3よりも短いが、全幅はCX-3より広い。全高にいたっては160mmも高く、BMW X3でさえレネゲードより小柄だ。伝統の丸いヘッドランプに7スロッツ・グリルはまぎれもなくジープの顔で、直角に交わるパネルや角ばった出で立ちは往年のジープ、なかでもウィリスを髣髴させる。

前後ショートオーバーハング、台形のホイールアーチというアイコンを全体にユルい面でつなぐ手法は現代的で、愛嬌を感じるのはわれわれだけではあるまい。テールランプの意匠は、米軍がガソリン運搬に使用するジェリ缶にヒントを得た。

ドライビング・ポジションは悪くない。ヘッドルーム/レッグルームともにたっぷりと確保され、インテリアは装備が充実していて、実用性に長けている。MySkyのルーフパネルを収納できるブートスペースは、後席全倒で1440ℓという広さだ。

低・中回転域ではパンチがあり、中回転域ではかなり力強く、0-100km/hタイムは11秒を切る。スロットルの反応はリニアで、少しずつ踏力を変えても従順に応じてくれる。グリップもまずまずあり、なおかつ簡単に運転できるが、なによりもジープらしい味わいが確かに感じられる。

AUTOCAR編集部が2016年の50台に選んだワケ

古いクルマへのオマージュは、駄作に終わることが多い。しかし、レネゲードのデザインは現代のテイストをベースに、ジープの歴史をうまくまとめている。カスタマーの大半がFFを選ぶにもかかわらず、4WDも用意される。われわれが押すのは、4WDで2.4ℓを搭載する「トレイルホーク」だ。3,402,000円と輸入小型SUVの中ではもっとも手ごろな価格で、オート、スノー、サンド、マッド、ロックが選択できるジープ・セレクテレインシステムでラフロードを走り回りたい。
 

▶ 国内初試乗 / ジープ・レネゲード・トレイルホーク

ジープ・レネゲード・トレイルホーク

●価格:3,456,000円 ●ボディ・サイズ:4260×1805×1725mm ●車両重量:1580kg ●エンジン:直列4気筒2359cc ●最高出力:175ps/6400rpm ●最大トルク:23.5kg-m/3900rpm ●ギアボックス:9速オートマティック ●タイヤ:215/60R17

FCAジャパン http://www.jeep-japan.com/renegade/


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