特別企画

2016.12.16

ContiVikingContact 6 スタッドレスタイヤも総合力の時代へ

1950年代からスパイクレスのタイヤが存在したドイツは冬用タイヤへの理解が深い国。ハノーファーに拠点を置くコンチネンタルタイヤのコンチ・バイキング・コンタクト 6は、スノー、アイス、ドライといった冬場のどんなコンディションにも力を発揮するよう作り込まれている。

 text:Masamichi Ishii (石井昌道)

 

タイヤに詳しくなるためには、タイヤに詳しいメーカーに聞くのが正しい道。ドイツのメーカーらしい製品に対するこだわりを解説する。
 

コンチネンタルタイヤは、タイヤ単体の性能のみならず「クルマ本来の性能を最大限に活かす」という考え方を持っている。そのためABSが普及したときにはABSの特性に対応したタイヤ作りがなされ、2008年に発売されたスタッドレスタイヤ『コンチ・バイキング・コンタクト 5』はESC(横滑り防止装置)との連動効果に重点を置いて設計・開発がなされた。

最新世代の『コンチ・バイキング・コンタクト 6』は従来のコンセプトを引き継ぎながら3分割トレッド・テクノロジーの採用によってドライ、雪上、氷上といった様々な路面に求められる、相反する性能を高次元でバランスさせた。また、転がり抵抗の低減や耐摩耗性の向上といった環境性能にも配慮している。

クルマが走るのは氷の上だけではない

コンチ・バイキング・コンタクト 6は、タイヤ作りのマイスターが日本のマーケットに合わせて開発した。
 

日本でスタッドレスタイヤというと、とかく氷上性能の高さが訴求されることが多く、それはユーザーアンケートで求める性能のトップに氷上ブレーキがくるからだが、それだけでは役不足だろう。極端な話、氷上でモノを言うのは接地面積の広さであり究極を求めればスリックタイヤになる。ところが雪上では溝がなければ引っ掻き効果が得られず使いものにならない。雪もフカフカの新雪から圧雪まで様々で求められる性能は異なるし、ドライやウエットでは全く違ってくる。つまり、どれだけ総合力を発揮できるかがスタッドレスタイヤの真の価値と言えるだろう。

『コンチ・バイキング・コンタクト 6』はスタッドレスタイヤとして卓越したブレーキ性能を追求しているのはもちろんだが、正確なハンドリング性能を追っているというのもドイツ製品らしいこだわりだ。道はまっすぐばかりとは限らず、様々な路面であらゆる方向においてドライバーがコントロールしやすいことが、安全性の向上に寄与すると考えているからだ。
 

next page3つのトレッドパターンで、冬でもクルマ本来の走りを


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