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伊藤車輛有限会社

東京都国立市青柳262-7
TEL/FAF : 042-524-8059
営業時間:9:00〜18:00 定休日:日曜日
E-mail : itosharyou.rabbit@gmail.com

旧車の“ワビサビ"も追求!
エンスーゴコロに応える鈑金塗装屋さん。

古典的な鈑金塗装の技術をバックボーンに、新技術や素材を大胆に取り入れて、現代におけるヒストリックカーに相応しいボディリペアを提供する。伝統と革新を併せ持つ老舗の鈑金塗装工場、伊藤車輛とは?

ヒストリックカーや趣味的なクルマの場合、修理や整備においても、単に機能や見た目の回復だけにとどまらず、オリジナルが持つ風合いやその個体が重ねてきたヒストリーを崩さないことが要求される。東京都国立市の伊藤車輛有限会社はそうした高度な要求に応え、旧車のスペシャリストやエンスージァストから支持されているボディショップだ。

伊藤車輛は現在の代表である伊藤憲一さんの祖父が昭和40年代に設立したものだが、そのルーツは戦前に設立された、ダットサンのシャーシにユーザーの希望に合わせたボディを製作・架装する工場にある。いわゆるコーチビルダーであり、一枚の鋼板から車体を作り出す技術をバックボーンに持つのが伊藤車輛なのだ。その技術力の高さは長年、日本車ディーラーの協力工場に指定されていることでも証明されているといえよう。

少年時代より父親が経営する鈑金工場の手伝いで旧車のレストアを経験し、自身もスバル360やパブリカ、312ブルーバードなどを乗り継いできた伊藤さんは、現在も’71と’61のVWタイプ-1を趣味&ファミリーカーとして愛用するヒストリックカー・フリーク。洋の東西を問わずクルマ好きのココロがわかる希有な職人さんなのだ。

「旧いものを旧いものとしてキチンと直したい」という伊藤さん。取材時に入庫していたVWはオーナーが父親より受け継いだという個体。不幸な追突によってリアまわりを破損し、修復中であった。幸運にしてボディパーツに関して社外品なども豊富に選べる同車だが、純正フェンダーの持つラインの美しさと品質を大事にしたいということで中古の純正品を使用した。移植されたパネル類はすべて地金まで剥離、鈑金作業でフィッティングを調整した上で防錆処理を施し塗装するそうだ。

そして同社で塗装を担当するのは40年以上のキャリアを持つ斉藤さん。旧車の部分的な塗装の補修は、手が入っていない部分と違和感なく仕上げることを心がけているという。旧車独特の枯れた雰囲気を単なる経年劣化ではなく、そのクルマの歴史と捉え、オリジナルペイントの褪色やツヤの具合、塗り肌なども再現しているのだ。

また同社では伝統的な鈑金技術を継承する一方、最新の技術や素材にも注目している。例えば現行車の構造部に多用される“接着”もその一つ。防錆や歪み、耐久性の面で、伝統的な突き合わせ溶接による切り接ぎよりも有利なケースもあるのだという。

バランス良く柔軟な発想でこだわりのクルマ好きの希望を叶えてくれる伊藤車輛はヒストリックカーライフの強力なサポーターであるといえるだろう。

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スペシャル・インフォメーション

お店へのアクセス方法

(都内より)中央自動車道を国立府中ICで降り、国道20号へ。その先の立体交差を側道へ入り、石田大橋北の信号を右折、立川方面へ。約0.9km先の矢川三丁目の信号を左折、都道256号線・甲州街道へ入る。その先三つめの信号(青柳福祉センター前)を過ぎてすぐの道路左側に店舗が現れる。