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定期点検で未然にトラブルを防ぐ

ステラモータースの山本です。

長くお乗りになって走行距離もそこそこ伸びておられるALPINA B5。各部に経年劣化が出始める頃になってきました。オーナー様が気付かない部分の劣化も定期点検を行っていれば、早期に発見してトラブルを未然に防ぐことができます。

今回は、ウォーターポンプからの冷却水漏れが見つかりました。ラジエターサブタンクの冷却水量は、MAXの位置にあり、通常の目視点検では見落としてしまうこともあるかもしれません。ある程度の分解をして、細かい部分の確認が重要となってきます。

ALPINA B5にはスーパーチャージャーが付いていますので、ウォーターポンプにたどり着くためには少しだけ作業が増えます。

走行距離を考えて、ウォーターポンプと同時にサーモスタットも交換してしまいます。ウォーターポンプのハウジングにサーモスタットを取り付ける形状は、BMWのV8エンジンはしばらく前から変わってないですね。

ひととおりの車検整備を終えて、最後にBILSTEIN R-2000 スラッジクリーンでエンジンオイルラインの洗浄を実施しました。