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スーパーチャージャーのオイルも大切なんです

リアルディレクションの奈良岡です。

車検前の点検にご来店されたのは2004年式のR53 MINIクーパーS。エンジンから変な音がするということでしたので音を聴いてみるとスーパーチャージャーから異音が出ていました。

これ、実はスーパーチャージャー内部のウォーターポンプを駆動するギアから発生しているんです。本来この部分にはギア潤滑用のオイルが充填されているのですが、長年使用しているうちに負圧などでオイルが吸われて減ってくるのです。そうすると潤滑されなくなった歯車同士が当たるときにガラガラと音が出るようになります。

しかし、このこのスーパーチャージャーユニットはメーカーは非分解を指示しているので、内部パーツの供給や使用しているオイルの種類や量などのサービスデータなどの情報も存在しません。ディーラーですとまずはユニットごと新品交換になってしまい、非常に大きな出費となってしまいます。

これも異音が出始めたすぐに気付いていればオイルの補充で治る場合もあるのですが、問題なのが放置した場合。オーバーホールなども困難なため、やはりユニット交換しか手がありません。異音に気付いたら早めにご相談くださいね。