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トヨタ・ランドクルーザー70

2014.08.26

text:Kentaro Sabashi (佐橋健太郎)

ランドクルーザーといえば、トヨタを代表するSUV。内外装の高い質感はもちろんのこと、その圧倒的な悪路走破性能や高い信頼性などで、世界中から多くの人気を集めているモデルだ。

日本国内で販売されている現行モデルは2007年に登場した200系だが、このたび1984〜2004年まで販売されていた「ナナマル系」こと、ランドクルーザー70が期間限定で復活される。

1984年に登場したランドクルーザー70は、日本国内での販売を終了したあとも、オーストラリアや中近東を中心とした海外専用車種として生産が続けられていたモデル。特にワーキングビークルとして人気が高く、2007年にはフロントマスクが現代風のデザインに変更されるなど、細かな改良が重ねられている。

そのランドクルーザー70が、同車の誕生から30周年を記念して約1年間の期間限定で国内販売が行われる。ボディタイプはバンおよびピックアップの2種類で、エンジンは4.0リッターのV6ガソリン、トランスミッションは5速マニュアルのみという潔い設定。価格はバンが360万円、ピックアップが350万円となる。

いわゆる現行のSUVにライバルと呼べる競合車種は少ない。堅牢な基本設計を持つロングセラー・モデルということで、ランドローバー・ディスカバリーあたりが同じカテゴリーにあたる。

なおランドクルーザー70は海外市場向けにずっと生産が行われていたが、生産拠点は日本国内のトヨタ車体・吉原工場で行われる。

エクステリア

ボディ形状は4ドアのバンタイプと、ダブルキャブに荷台を備えるピックアップの2種類。かつては4ドアだけでなく3ドアのショート&ロングボディもラインナップされていたが、今回は5ドアのみ。そのかわり、これまで海外市場専用となっていたダブルキャブ・ピックアップが新たに投入される。

日本市場には10年ぶりの登場となるランドクルーザー70だが、その仕様は2004年の販売終了時とは大きく変更されている。

まず4ドアバンだが、ベースとなっているのは「4ドア・セミロングホイールベース」仕様。基本フォルムはそのままに、現代風にリデザインされた異型ヘッドライトやフロントグリル、そしてバンパーを備える。

ボディサイズは全長4810×全幅1870×全高1920mm。ホイールベースはかつてと変わらない2730mmとなる。スクエアを基調としたボディスタイルや、ドアハンドル、サイドミラーなどの形状は以前と変わらないが、フロントマスクが現行トヨタ車SUVに共通するイメージのものとなり洗練された印象を与える。足元にも16×7JJのアルミホイールを装着する。

いっぽうのダブルキャブ・ピックアップは、2012年から海外市場で販売されているモデル。シャシーはスーパーロングホイールベース仕様となり、フロントセクションはバンと同様だが、ホイールベースは3180mmまで伸ばされている。そのためリアタイヤの位置がバンと比べ大きく後退しており、リアドアはタイヤハウスの切り欠きを受けることなく、ほぼスクエアな形状となる。ダブルキャブ・ピックアップの全長は5270mmで、全幅はオーバーフェンダーが備わらないため1770mm。全高はバンとほぼ変わらず1950mmとなっている。