徹底解説

2015.03.20

マツダ・ロードスター

インテリア




インテリアも含めオープン・スポーツの愉しさを味わってもらいたいというテーマが、3つめの “感(かん)” である、誰もが開放的でリフレッシュできる気持ちよさ、につながっている。

コクピットのデザインは、コンベンショナルなもので、主にドライバー正面のメーターまわりにすべての情報が集められる。そのため、センター・コンソールにあるスイッチ類をドライバー側に向けるような必要はなかったという。

はやりオープン・モデルならではの、心地良い風を感じるためのウインド・コントロールには気を払ったようだ。Aピラーおよびヘッダーの後方化によって、不快な巻き込み風を抑制し、更にドア・トリム形状の最適化によって心地よい風を誘導するようになっている。

また、先代では少々重かったソフト・トップの開閉にも改良が施され、この4代目ロードスターでは座ったままで安楽にソフト・トップの開け閉めが行えるようになった。

シート自体の位置も先代と比べて、15mmほど中央寄りに、そして20mmほど下方に配置されている。これは、Z型からコ型に断面が変更されたパワー・プラント・フレームによるところが大きいが、これによってドライバーはよりクルマの中心に、そして路面に近く座ることになる。また、シート自体も先代までのスティールからポリエステル・ネットにバネが変更されている。これは、薄型化はもちろんのこと、ホールド性と減衰力を高めるために採用したものだ。

この他、ステアリングは小径のφ366で、マニュアル・トランスミッションのシフト・ノブはφ48と握りやすいようになっている。これに関連して、ステアリング操作やシフト操作に一切邪魔にならないようなスイッチ類やカップホルダーなどのレイアウトがされている。

グレードおよび価格




新しいロードスターにはグレードが3つ設定されている。下から、S、Sスペシャル・パッケージ、Sレザー・パッケージの順。このうち、先述したとおり、Sのみマニュアル・トランスミッションのみの設定で、上位2グレードにはマニュアルおよびオートマティックが設定されている。メカニズム的には、これも先に説明したとおり、上位2グレードのマニュアルのみリア・スタビライザーとLSDが装着されるぐらいで、後は大きな変化はない。

ボディ・ウエイトは、Sが990kg、Sスペシャル・パッケージが1010g、Sレザー・パッケージは1020kgで、さらにマニュアル + i-ELOOP + i-stop は20kg増し、オートマティック + i-ELOOP + i-stop は40kg増となる。

電動パワー・ステアリング、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、TCS(トラクション・コントロール)、ヒル・ローンチ・アシスト(HLA)、LEDヘッドランプ、LEDリア・コンビネーション・ランプ、チルト・ステアリングなどは全グレードに標準装備となる。また、Sスペシャル・パッケージでは、レイン・センサー・ワイパー、ダイヤ・ディフレクター、バックランプ・ベゼル、フル・オート・エアコン、ハンズ・フリー・マイク、アドバンスド・キーレス・エントリー・システムなどが追加される。また、インフォテーメント・システムは、Sがセグメント液晶オーディオ・ディスプレイ + 4スピーカーだったのに対し、Sスペシャル・パッケージでは7インチ・センターディスプレイ&コマンダー・コントロール + 6スピーカーとなる。更に、Sレザー・パッケージでは、レザー・シートに加え、ブラインド・スポット・モニタリング、レーン・デパーチャー・ウォーニング・システム、シート・ヒーター、CD/DVDプレーヤー+地デジTVチューナー、BOSEサウンド・システム + 9スピーカーなどが標準装備される。

また、Sスペシャル・パッケージには、ブラインド・スポット・モニタリング、ハイ・ビーム・コントロール・システム、アダプティブ・フロント・ライティング・システム、レーン・デパーチャー・ウォーニングがセットになったセーフティ・パッケージが設定されている。

価格は、Sが2,494,800円。Sスペシャル・パッケージのMTが2,700,000円、ATが2,808,000円、Sレザー・パッケージのMTが3,034,800円、ATが3,142,800円となっている。

ボディ・カラーは全グレード共通で、ブルー・リフレックス・マイカ、アークテック・ホワイト、セラミック・メタリック、ジェット・ブラック・マイカ、ソウル・レッド・プレミアム・メタリック、メテオ・グレー・マイカ、グリスタル・ホワイト・パール・マイカの7色が用意される。NA型でアイコニックだった鮮やかなブルーや、特徴的だったイエローやブリティッシュ・グリーンといったカラーが今回用意されていないことについては、まぁ限定モデルとかも追加されるでしょうし、ということだったので、期待されたい。

 

人気コンテンツ