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徹底解説

2015.04.07

アウディA7 / S7 / RS7 スポーツバック

アウディはラグジュアリー4ドア・クーペである A7 / S7 / RS7スポーツバックに大幅なアップグレードを施し4月7日より発売を開始した。このA7スポーツバックは2010年のパリ・モーターショーで発表されたモデルで、日本においては翌年の2011年から販売が開始されている。今回、デビュー5年を迎えるにあたって、A7スポーツバックのみならずスポーツ・グレードであるS7スポーツバックおよびRS7スポーツバックと共に大がかなりなマイナーチェンジが施されたというわけだ。

今回注目すべきは、現行のA7スポーツバック3.0TFSIクワトロ、S7スポーツバック、RS7スポーツバックに加え、新たにエントリー・モデルとしてA7スポーツバック2.0TFSIクワトロが加えられたこと。また、A7スポーツバック3.0TFSIクワトロとS7スポーツバックについてはエンジン・パワーが大幅にアップしている。更に、エクステリア、インテリアに関してもブラッシュアップが施されている。

エクステリア

Bピラーにサッシュレスを採用した4ドア・ハッチバック・スタイル、これをアウディでは4ドア・クーペと呼んでいるが、特徴はその流麗なフォルムにある。同じセグメントでライバルと言えるのはメルセデス・ベンツCLSぐらいだろうか。長いフロント・フード、低いルーフ、そして6ライトのサイド・ビューと、リアのなだらかな傾斜を見せるラインがA7 / S7 / RS7スポーツバックの強烈な個性だ。

今回のマイナーチェンジでは、アウディのアイデンティティたるフロントのシングル・フレーム・グリルがよりワイドになり、6つの角が更にはっきりと強調されているのが特徴。A7スポーツバックでは、フロントのグリルにはクローム・メッキされた8本のホリゾンタル・バーが採用され、一方、S7スポーツバックでは、シングル・フレーム・グリルがプラチナ・グレーにペイントされ、横桟がダブル・アルミニウム・バーとなる。トップ・モデルのRS7スポーツバックでは、フロント・グリルがハイグロス・ブラック・ハニカムとなり、より一層スポーティな印象を与えている。

旧モデルではA7スポーツバック3.0TFSIにはオプションとなっていたLEDヘッドランプがA7スポーツバック3.0TFSI以上に標準装備されたことも大きな変更点。他のクルマを幻惑させることなく前方を照らすマトリクスLEDヘッドライト・システムが採用されたもので、デザインもワイド感をより強調するものに生まれ変わっている。このマトリクスLEDヘッドライト・システムは、片側19個のダイオードと、4つのリフレクターによってハイビームを生み出すもので、対向車や前方を走っている車両に応じてコントロール・ユニットがルーム・ミラーに埋め込まれたカメラから情報を解析し、必要に応じてひとつひとつのダイオードの発光量を64段階に調節するというもの。また、このマトリクスLEDヘッドライトには、投射の中心位置を変化させるインテリジェント・コーナリング・ライト機能も持っている。ターン・シグナルもLEDで、それぞれ13個のLEDが内側から外側に流れるように点滅する。

フロント・エンドのデザインに関しては、A7スポーツバック、S7スポーツバックがシングルフレーム左右のエア・インテイクがフォグランプをセンターに収めたものになっているのに対し、RS7スポーツバックのそれはシングルフレーム・グリル同様にハイグロス・ブラック・ハニカムが配された大型のものとなり、トップ・スポーティ・モデルに相応しい迫力を与えている。

リアはバンパー形状、テール・ゲート共にデザインが一新され、A7スポーツバックでは、エグゾースト・システムも従来の丸いフィニッシャーから、フラットな台形のものに変更されている。一方、S7スポーツバックのエグゾーストは、左右に振り分けられたクローム仕上げの2つのオーバル・ツイン・エグゾースト・パイプ、つまり4本出しのエグゾーストが備わり、RS7スポーツバックでは大径の左右ぞれぞれ1本ずつのハイグロス・ブラックにペイントされたオーバル・エグゾーストが装備される。更に、S7スポーツバックのリアにはアルミニウム調のブレードとプラチナ・グレーのディフューザーが、RS7スポーツバックにはブラックアウトされたディフューザーが備わる。また、リア・コンビネーション・ランプもA7スポーツバック3.0TFSI以上は、LEDによるダイナミック・ターンイン・インディケーターが装備される。

ボディ・サイズは、A7スポーツバックが4990×1910×1430mm、S7スポーツバックが4990×1910×1420mm、そしてRS7スポーツバックが5010×1910×1425mm、ボディ重量は、A7スポーツバック3.0TFSIクワトロが1900kg、S7スポーツバックが2050kg、そしてRS7スポーツバックが2050kgという値だ。

 

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