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スズキ・イグニス

2016.01.21

パワートレイン

このクルマの動力はガソリンから得られるものだけではない。かといって、タツノコ・アニメのように犬用のホネを与えればいきなりパワーアップするわけでもない。

助手席の下をのぞくと、小さなリチウムイオン・バッテリーが眠っていて、スズキのマイルド・ハイブリッド車であることを主張する。

エンジンは、1242ccのK12C型デュアルジェットで、最高出力91ps、最大トルク12.0kg-mを発揮。これに3.1ps、5.1kg-mのISGを組み合わせ、アシストした分の出力をエンジン側で絞り、燃費を稼ぐ仕組みだ。

出力とトルクはソリオと変わらないが、前述のように車重が70kgも軽いため、燃費はハイブリッドMGで28.8km/ℓとひと回り伸び、4WD車でも25.4km/ℓを実現している。ミッションは全車CVTで、最上級グレードには7速マニュアルモード付きパドルシフトを装備した。

イグニスはソリオと異なり、全車マイルド・ハイブリッドを搭載して発売となった。しかし、日本以外のエリアでは「ハイブリッドは地域によって展開(スズキ)」としているから、内燃機関のモデルも存在するのだろう。

4WDシステムは、通常は前輪駆動として働き、雪道などでは前・後輪に最適な配分をするビスカスカップリング式だ。

ヒルディセント・コントロールも装備し、ブレーキ操作でコントロールできない急坂では、ペダルを踏まずに一定速で坂を下ることができる。また、グリップコントロールという機能は、空転輪のブレーキを早め、グリップ輪に駆動力を集中させ、不整路で発進をサポートする。

われわれの頭は幼いころから成長していなくても、クルマの方はしっかり進化しているのだ。

装備

イグニスの装備は安全面、ユーティリティ面ともに行き届いたものになっている。

もしも「ポチッとなー」で女性のご機嫌を崩してしまったなら、Apple CarPlayで素敵な音楽を流せばいい。トランクの下にはサブトランクまであるのだから、花束を出して驚かすこともできる。

俯瞰映像を映し出す全方位モニターは、ポチッとするたびに、前方ワイド、後方ワイド、助手席側サイドと視点切り替えできるから、彼女のおウチのまえにビタづけすることも可能だ。

全車にセーフティパッケージを設定しており、デュアルカメラ・ブレーキサポート、誤発信抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能を装備できる。

車体色は8色、このうち5色にはブラック2トーンルーフを用意しているから、合計13バリエーションから選べるのも嬉しい。

グレードはハイブリッドMG、同MX、同MZの3車種で、それぞれに2WDと4WDを展開する。発売日は2月18日で、価格は、1,382,400円から1,778,760円。

試乗レポートも同時期には発信したいと思う。