ルノー・トゥインゴ

2016.07.14


 

シャシー

シャシーに関しては、RRレイアウトであることが前提の設計となる。

一般的にエンジンが搭載される位置が空洞となったことで多くの機器、構造物が無くなり、サスペンショ ンやステアリング機構の配置の自由度が増している。

結果的に前輪の切れ角は同セグメント平均の30°を上回る49°を実現し、最小回転半径はクラス・トップレベル・の4.3mとなったのだ。

ステアリング機構に採用したバリアブル・ギア・レシオ(VGR)ステアリングは、中立付近では正確な操作感が得られ、大きなステアリング操作をすると、タイヤがより大きく切れるという特徴があるのだ。

そのため、入り組んだ細い路地を楽に走ることができ、狭い場所でのUターンや車庫入れもスムーズに行える一方、高速道路やワインディングなどでは正確な操作感を得られる。

RRであるのにFFのような運転ができるような仕立てとすることで、RRにありがちなオーバーステアを低減している。またバランスの最適化のために、フロントには22mmのアンチ・ロールバーがセットされるうえ、横滑り防止装置(ESC)も搭載されている。なおシャシーの印象に関しては、こちらのテスト記事に詳しく触れられている。

タイヤ・サイズは前後で異なる。フロントは165/65R15、リアは185/60R15となる。

これに合わせてパワートレインも変更されている。詳しくは以下から。

パワートレイン


前のページのエクステリアの項でも触れたが、新型トゥインゴは、

1:標準グレード
2:パック・スポール
3:5S(サンクSと読む)

の3本立てとなっている。

どのグレードも直列3気筒DOHC 12バルブ・エンジンを用いるのだが、1と2の排気量は897cc(ターボ加給が施される)、3は998ccとおよそ100ccの開きがある。

これによって出力にも差異が生じ、1と2は90ps/5500rpmと13.8kg-m/2500rpmを生みだすのに対し、3は71ps/6000rpmと9.3kg-m/2850rpmを生みだす。

トランスミッションは1と2が6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)を搭載するが、3は5速マニュアルのみの組み合わせとなる。ちなみにサンクSのスペックにかなり近い英国仕様のテストでは、市街地の使用に適しているとの結論であった。

各グレードごとに細かく棲み分けを行っている印象だが、果たしてインテリアはどうなのだろう?

 

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