徹底解説

2016.12.27

スズキ・スイフト

2004年。それまで軽自動車のイメージが強かったスズキからZC11系スイフトが発売されると、その基本性能の高さに日本のみならずヨーロッパの国々が驚かされた。世界11カ国でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスイフトは、登録車メーカーへと軸足を移すスズキ新時代の幕開けを告げるモデルとなった。

その後、GMとの別れ、フォルクスワーゲンとの提携/解消という流れのなかでキープコンセプトを託された2代目ZC72系は、今年4月にスイフトとしての世界累計販売500万台を達成させる。そのモデルライフの間に、スズキ独自の技術を確立していくための屋台骨を支える役割を果たした。

「飛び抜けた軽量化技術」と「マイルド・ハイブリッド」 近年のスズキを代表するこの技術が、今回特集する3代目スイフトの目玉である。

エクステリア

スイフトというと独特な形のヘッドライトと、見切りの良いコンパクトな車体に目を奪われがちだ。しかしひと目でスイフトと分かる外観のキモは、フォルムで見せるスタイリングを採用することにある。

新型では、ヘッドライトが目つきの鋭い意匠に生まれ変わり、フロントバンパーも “あく” の強い形状となっているが、フォルムを引き継いでいるからスイフトの一族であることが言わずとも分かる。

これまで通り5ドアのボディを採用するものの、後席ドアノブをCピラーに溶け込ませたことで、従来型にはない軽快感が生み出されている。

リアのスタイリングは一見すると大きな変更がないようで、実はルーフ後端がなだらかに下がる造形となり、実車を目にすると一番変わった部分だと感じる。

ボディサイズは3840x1695x1500mmと、全幅および全高は従来型から変わらず、全長が10mm切り詰められている。参考までにフォルクスワーゲン・ポロと比較するとスイフトは155mm短く、10mm幅広で、40mm背が高いというサイズだ。

しかし、驚くことに車重はポロと比べてずっと軽い。その差、なんと200kgである。


next pageハイブリッドでも900kgという軽量ボディ

 

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