徹底解説

2017.02.01

スズキ・ワゴンR

「ゴウ ワゴナール!」

1997年のあの日。レオナルド・ディカプリオを起用したスズキ・ワゴンRのCMにお茶の間は震撼した。

あれこそ我々が初めて耳にする本物の「R」の発音であり、あの日を境に日本の英語教育の姿が変わったとわたしは信じている。

もしも、あれがまったく違うモデル名で、スズキ・デカプリオとかだったら、この国はまるで違う道を歩んだに違いない。

トールワゴンという新機軸で軽自動車の世界を広げ、日本人の世界観も広げたワゴンR。6代目はルックスが3種類に広がり、その見た目が大きく変わっている。


107.8万円〜 新型ワゴンR/ワゴンRスティングレーのエクステリア

編集部の一押しは、ワゴンRのスティングレーだ。前脚に重心を預けたようなフォルムは、従来の軽自動車にはなかった表現であろう。

ダイナミックに前傾するショルダーライン、角のように尖ったBピラー、縦長のLEDヘッドランプ・ユニットがその特徴で、フェンダーラインの処理などは、サイの身体を覆う鎧のようなニュアンスを感じませんか?

標準のワゴンRは、2つの顔から選べる

通常のワゴンRの方は、2種類のスタイリングを用意した。

上級モデルのハイブリッドFZ(銀)は2段構えのLEDヘッドランプを採用。

ベースグレードのFA(黃)、ミドルグレードのFXは、先代のキープコンセプトのようでありながら、Aピラーから完全に分離し小型化したサイドミラーなど、今までよりもスタイリッシュになっている。

全長x全幅x全高は、3395x1475x1650mmとなり、全高だけマイナス10mmと短縮された。しかし、その室内はなんと28.5cmも拡大しているのです。


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