まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録

2014.12.24

AUTOCAR誌は2月からデジタルに移行します

 
11月28日
ポルシェ・モータースポーツナイトに参加した。今年もポルシェのワンメークレースであるカレラカップが盛大に行われ、その表彰式を行うのが主な目的だが、同時にスーパーGTに参戦したティームの表彰も行われた。アマチュアを対象としたワンメークレースは、今でこそポルシェは無論、フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンなど、数多く開催されているが、国内では、フェラーリ・チャレンジが最も古く1994年から開催された。当時、私もフェラーリ348を使った新車のレースにアマチュアとして初めて参加し3年間ほど楽しんだが、とても良い経験になったと思っている。もし、時間と資金に余裕があるのなら、ぜひ参加をお勧めする。それぞれが工夫を凝らしていて、何れのレースも面白いはずだからだ。

 
12月5日

 
長野の小山大輔君から名産“栗かのこ”と今年のイベントで撮影した記念写真が送られてきた。彼は車椅子の生活ながらフェラーリが大好きで、イベントにもご両親とよく見学にきている。私が彼から声をかけられたのは今年になってからだが、実は以前から彼のことは気にはなっていた。その後、今年はお会いする度に記念写真を撮って頂いていたが、それが何時の間にかまとまった数になっていたのである。こうした出会いは嬉しく、また彼には今後も本当に頑張ってほしいと思っている。

 
12月7日

 
10回目を迎えるヒストリックカー・ミーティングに参加した。今回はアストンマーティンのラピードをアストンマーティン・アジアパシフィックからお借りしての参加となった。本来であれば、ポルシェ356で走りたかったのだが、イベントの前日の夜、8時まで山梨で用事があり、しかも、翌日の月曜日も朝からアポイントが入っている状態だったので、止む無く、楽なスーパーカーで行くことにした。悩んだ末選んだのはアストンであったが、これが大正解。新たに8速トランスミッションとなった2015年モデルは非常にスムーズで、競技の線踏みもゆとりを持って行えた。その結果、スーパーカークラスで何と3位という、私にとっては驚くべき成績となったのだ。これは正にアストンのお陰である。イベント自体は、10回目という区切りの開催ということもあって、いつにも増して力が入っており、何とヘリコプターの伊勢志摩空中散歩まで付くというサービス振りであった。天野さんの面目躍如というところである。

 
12月15日
読者の皆様にまずはお詫びとご報告とお願いをしなければならない。それは、この本誌を来月号すなわち1月26日売り号をもって休刊とさせて頂き、全面的にAUTOCAR DIGITALに移管する、ということを決断したからだ。3年前にオープンしたAUTOCAR DIGITALはこのところ成長が著しく、その一方で、残念ながら最近の出版業界は殆ど明るい話題がなく、特に消費税アップの影響は色濃く残ってしまっているのが現状だ。しかも、1ヶ月に1度しか情報の発信ができない、という紙媒体の宿命は最近の情報のスピード感からすると如何ともしがたく、月刊誌としてのAUTOCAR JAPAN誌の発行を休止することに決定をした次第である。しかし、現在、掲載している殆どの記事はデジタル版で引き続き読むことができるので、むしろ、スピード感は上がったと考えていただければ幸いである。これまで、2003年の創刊以来、11年間に亘り熱心にご愛読を頂いた読者の皆様には誠に申し訳なく思いますが、ぜひ、デジタル版への移行をお願いする次第です。

 
 

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