社会人1年目、ポルシェを買う。

2016.06.08

第17話:シャカイチ号、じっくり見てみる。(内装/オプション編)

内装編にうつる前に、前回のページを読んでいて
書きわすれていたことが、ふたつありました。
エンジンがある程度あたたまってエンジンを切る。
再びONにすると、
ひとつ目:エンジンがかかりにくい
ふたつ目:かかったあとに、
     エグゾーストからカラカラと音が鳴る
という症状である。推測の域を脱しないけれど、
後者はキャタライザーがダメになっているのでは
と思われる。あぁいろいろ考えるといやになる。

さて、内装/オプション編にうつろう。

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内装は端的にいって綺麗だ。
996世代の内装は、特にベージュ内装の場合、
センター・トンネルの色が剥げやすいようだが、
僕のは内装はグレー。
トンネル部の塗料の種類も異なるようで、
ザラザラとした硬い手触りだから
あまり心配は必要なさそうだ。

 
ドライバーズ・シートの外側(=乗り降りする側)は
シワがあるが破れはなし。
ただビニールみたいな素材ゆえ急に破れる可能性あり。
今後は乗り降りに気を使った方がよさそうだ。

 
唯一の傷らしい傷は、サイド・ブレーキ・レバーにある
引っかき傷のような剥げ。気にしても仕方ないが……。

 
ドア・パネルの下側はカーペットのような素材で、
陰影がつきやすい。Goo-netに上がっていたとき、
真っ黒にみえたが、これは毛の方向でそう見えただけ。

 
当時のステレオ(カセットだ!)がそのまま残っているのは
結構嬉しいポイント。ボタン類の塗装剥げもない。

ちなみ記録簿(僕の場合はなし)やボンネット裏には、
出荷時に貼られたであろう
装備を記したステッカーが貼られている。
そこには C08、490、563、567と印字されている。
それぞれ装備やオプションを示す記号であり、
C08:日本仕様
490:サウンド・システム
563:サイド・エアバッグ
567:ブルー・シェード入りフロント・ガラス
を意味している。

つまりこの個体は、最低限の装備のみを載せて、
海を渡って日本にきたことになる。
とことん ‘素’、という簡素な911というわけだ。
 
 
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