コラム&エッセイ

2017.04.30

目標はル・マン!女子大生レーサー日記

[編集部より]

こんばんは。「目標はル・マン!女子大生レーサー日記」の岩岡万梨恵です。「ドライバーズ・オーディション」後編。結果と反省を書かせていただきました! よろしければご覧ください!

第14話:富士スピードウェイ ドライバーズ・オーディション 結果と反省

こんばんは。「目標はル・マン!女子大生レーサー日記」の岩岡万梨恵です。「ドライバーズ・オーディション」後半編。結果と反省を書かせていただきました! よろしければご覧ください!

年明け早々。富士スピードウェイにてドライバーズオーディションが開催された。

(前半はこちらをクリックしてご覧ください。)

ベテランの女性ドライバーが集まる中でなんとか去年の経験を生かし、2番手タイムでオーディションが終了した。

そしていよいよオーディションの結果発表。

トップタイムまで0.3秒届かなかったことがとても悔しく感じながら、今年はどうしても出たいレースがあり、
「お願いだから、参戦できますように……」願いを込めて発表の声に耳を傾ける。

「トップ・タイムだった北平と岩岡」

自分の名前が出て、無事に今シーズンもシリーズ参戦できること、今年から参戦するレースも決まり一気に肩の荷が下りた。

しかし、なぜ最初からタイムが出なかったのだろう。

・感覚を取り戻すのに時間がかかってしまった。
・操作が雑になって、アクセルを踏むタイミングが遅くなってしまった。
・近いタイムのクルマの抜き方が甘い

以上の問題点が見つかった。

年明け早々1番になれなかったこと、また準備不足を感じシーズンが始まるまでの残り2ヶ月しっかり準備をしていかなければならないと改めて感じた。

ただし、毎日サーキットに行って練習できる訳ではない。

本当はサーキットに住んででも毎日練習をして走りたい気持ちは心からの願いであるが、そんなことをしていたらレースに出る前に破産してしまう。

お金がなくても練習する方法、それは街乗りでも意識して走行することである。

マニュアル車を持っていればヒール&トウの練習を何も考えなくても手足が勝手に動くようにいつもやったり、オートマ車でも出来ることは赤信号で止まる際に止まる寸前でゆっくりブレーキを離して乗っている人にショックをなるべく与えないよう意識したり。

今回富士で走行して、
・レイトエイペックス
・混雑時の判断力
以上の2点も欠けていると感じた。

この2点を街乗りで意識すると、

・レイトエイペックス
クリッピング・ポイントを奥にして、立ち上がり重視のラインどり→早くアクセルを開けられるようにするにはどうすれば良いか考えながら走る→町の中では車線の中で荷重をしっかりかけることを意識しながら、クルマの向きを作る→アクセルを早く開けられるタイミングを体に覚えさせる。

・混雑時の判断力
日常の運転でも前や周りの車に合わせた車線変更や合流をスムーズに瞬時に判断すること。

以上をを日常から意識しながらレースまで準備していく必要がある。(もちろん安全運転で!)

開幕戦までの時間に体に染み込ませてサーキットでは意識しなくてもできるよう体に叩き込みたいと思う。

2017年開幕戦へ向けて! 今年も更なる飛躍の年にしたいと思う。

レーシングドライバー 岩岡万梨恵

1993年生まれ。父がレース好きで3歳からF1を見に行く。現在マツダ・ウィメン・イン・モータースポーツに在籍し、今年からロードスターのスプリント・レースに参戦。幼少期から器械体操を続けて得意技はバク転、Y字バランス。趣味は旧車を眺めること。将来は井原慶子さんのようなル・マン女性ドライバーを目標とし、老後はヒストリックカーのレースで楽しむことも夢。