社会人1年目、ポルシェを買う。

2017.08.27

こんばんは。「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。車検のお話、後半です。エンジンを主にチェックし、ひとつモンダイが。今後の計画まで、よろしければご覧ください。

第53話:ぼくのポルシェ996、いかにして車検をパスしたか。(後編)

今回は2ページ構成です。本文の下の「next page」を押して、つぎのページへ進んでください。

 

シャカイチ号、エンジンを隅々までみる

いよいよエンジンのチェックだ。

リブベルトには細かいひびがうっすらある。
しかしこれは変更する必要がないレベル。

軸の油切れもなし。油切れをおこすと、
テンショナーの動きが弱くなるという。
これにつられてベルトの張りも弱くなる。
ウォーターポンプもなめらかに動いている。

クーラントもあまり減っていなかった。
が、ちょっと水の成分が多かった様子。
急務ではないけれど、
タンク交換の際にクーラントを
換えたほうがよいとアドバイスをもらった。

つぎはいよいよラジエーターの加圧テストだ。
意図的に圧力を加えることで、
ラジエター内の熱が高まる状態を擬似的につくる。
これで水が漏れてこないかを調べるというもの。

理論的には圧力をきちんと与えるほど
検査の結果はよくわかるのだけど
やはりクルマには年式相応の調べ方がある。

80歳のおばあちゃんに、
スクワットや腕立て伏せをさせたところで
それじたいが正しい健康評価とは限らないのと同じだ。

ぼくの996の場合は、1kPaで様子見した。
このテストも問題なくパスできた。

いっぽうエアクリーナーはやや汚れているとのこと。
つぎのタイミングで交換をおすすめしてくれた。

スロットルバルブの汚れもほとんど皆無。
これはブローバイガスが多く吐きだされる
930などのほうが汚れやすいのだと教えてくれた。

バッテリーは
交換してからそう時間が経っていないため
もちろん問題なし。

お次は足元のチェックだ。

まずはタイヤから。
残りミゾはフロントが7.5mm。リアが6.5mm。
ブレーキローターはフロントが6mm、リアが6.5mm。
リアはタイミングを見つけて研磨することになった。
基本的にはワーニングランプが点灯するまで使い切り、
それから交換する方針で問題ないそうだ。

あとは、プラグのチェック。
こちらがモンダイであった。

 
 

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