Juju(野田樹潤)ブログ

2019.06.12

第20話:アメリカ修行で学んだこと ー Juju(野田樹潤)ブログ

アメリカのF4マシンでも練習

さて、3週間の滞在中は、レジェンドカー体験以外では、ほぼ毎日のようにフォーミュラーカーに乗って、練習に励んでいました。

オハイオ州にある「ミッドオハイオ・スポーツカーコース」では、地元のドライバーに交じって2日間練習しましたし、またほかのサーキットでは、アメリカのF4マシンで、小さなオーバルコースを走行させてもらいました。

チームのレギュラードライバーにまじって練習できたのは、すごく勉強になったし、ショートオーバルって、走ってみると結構大変なんだな~って。

ほとんど直線がないので、ステアリングはずっと一方方向に切ったままだし、ずっと同じ方向にGがかかった状態なので、体に負担がかかるんですよ。

こういうことって、実際にやってみないとわからないんですよね。

いろんなところでサーキットの経験がつめたというのは、とっても大きな収穫でしたね。

そして、うれしかったこともありました。

今回の滞在の様子は、アメリカのテレビ局「CNN」でも取材してもらっていて、それをみたインディアナポリスのひとたちが、すごく注目してくれたんですよ。

インディアナポリスってモータースポーツの街なので、クルマ好きのひとも多くて、そういったニュースには注目しているみたいなんですね。

街のなかをわたしが歩いていると、レジェンドカーに乗ったり、近くのホテルに滞在してることを知って、いろんなひとが声を掛けてくれました。

日本だけでなく、海外でも応援してくれるひとたちがいるというのは、すごく励みになりますね。

帰国後も、ヨーロッパに行きますし、今後も海外での活動が増えていきそうです。また、みなさんにもリポートしていきたいと思います。

たのしみにしていてくださいね!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

おすすめ記事

 

人気記事

        人気画像