クルマ漬けの毎日から

2020.03.11

100字サマリー

英国政府は、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの新車販売を2035年までに禁止すると発表しました。そこでクロプリー編集長は、今のうちに大型ピックアップを買っておこうと思いつきます。さて、検討結果は……

【クロプリー編集長コラム】大型ピックアップを買ってみよう

もくじ

ある思いつき
いざ、試乗
検討結果は?

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

ある思いつき

イギリス政府は2035年までに、ガソリンとディーゼルのみならず、ハイブリッドも新車の販売を禁止すると発表した。これを聞いて、ある考えがひらめいた。

この方針に抵抗する意味合いもこめて、フォードのレンジャー・ラプターを買おうと思いついたのだ。

やがて、こういうクルマを楽しむことはできなくなってしまう。

巨大な輸送力を誇るこのピックアップが最初に登場した時のことを、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれない。レンジャー・ラプターは洗練されており、快適で、さらにステアリングも比較的正確なクルマだと知って、当時の私はこのクルマに魅了されていた。

いざ、試乗

そこでこのアイディアを検討してみようと、長期テストを終えたラプターが編集部を去る前に、その管理担当である同僚のプライアにラプターを貸してほしいと頼んだ。

キーを受け取るとすぐに出発し、ロンドンの環状25号線の向こう側にある私のお気に入りの道を走り、ラプターを手に入れるか否かを考えてみた。

1時間ほど試乗した結果、次にクルマを買い換える時には、私が所有する常識はずれのとんでもないクルマとして、ラプターを選ぼうと思っていた。

AUTOCAR 英国版 編集長 スティーブ・クロプリー

オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。新しく独特なものなら何でも好きだが、特に最近はとてつもなくエコノミカルなクルマが好き。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。