クルマ漬けの毎日から

2021.07.23

内燃機関エンジンはいつ終了するのか? 大手自動車メーカーがEVのみを生産する日はいつ始まるのか? その切り替え時期が、今年に入って続々と発表されています。

【クロプリー編集長コラム】見えてきた! 内燃機関からEVへの切り替え時期

もくじ

口火を切った ジャガー
スーパーカーも やがてこの流れに

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

口火を切った ジャガー

衝撃的な大ニュースも、ほんの短期間で普通のニュースになってしまうから奇妙だ。

数か月前、ジャガーが内燃機関エンジンを搭載するクルマを、2025年以降は製造しないと発表した時、まさに新時代が始まったように感じた。

トレーラーで出荷先へ向かうVWのEV。メルセデス・ベンツも先ごろ、「マーケットの状況」が許す地域では、2030年までにオールEVのブランドを目指す準備があることを明らかにした。

だがいまや、フォード、アウディ、ベントレー、フォルクスワーゲン、GMなども内燃機関の終了時期を発表している。

次はどの自動車メーカーがこの発表をするのかと、われわれ編集部は待っている。

スーパーカーも やがてこの流れに

しかし、スーパーカーブランドからは、まだはっきりした発言を聞いていない。彼らの客が大好きな、V8やV12の製造終了を大々的に発表するよりも、この流れに少し距離を置こうと考えるのは理解できる。

マクラーレン・スピードテール(英国仕様)

だが、スーパーカーにも、新時代は程なくやって来るだろう。

つい昨日もマクラーレンの関係者から、スピードテイルをピュアEVモードで高速走行するとどれほど楽しいか、という話を聞いたばかりだ。

EV新時代には、どんなスーパーカーが誕生するのだろうか。とても楽しみだ。

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