クルマ漬けの毎日から

2022.10.15

ロンドン郊外のハンプトンコート宮殿で、恒例のコンクール・オブ・エレガンスが開催されました。第10回の今年は、約80台のクラシックカーを展示。ロータスの新型SUV「エレトレ」にも注目が集まりました。

英国ハンプトンコート宮殿のコンクール・オブ・エレガンス【クロプリー編集長コラム】

もくじ

旧王宮に クルマ好きが集合
注目集めた ロータスの新型SUV

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

旧王宮に クルマ好きが集合

ロンドン郊外にあるかつての王宮「ハンプトンコート」では、恒例のコンクール・オブ・エレガンスが今年も開催された(9月2日~4日)。

妻と一緒に、まばゆいばかりの展示車両を見て回りながら、たくさんの人と楽しく話した。AUTOCARの読者の方々にも出会ったが、彼らもこのイベントを大いに楽しんでいた。

好天に恵まれ、会場も素晴らしく、(前回よりもその台数は少なかったけれども)手入れの行き届いた美しいクルマが見事に展示されており、すべてが望ましい状況だった。

クルマを愛する気持ちで1つに結ばれた人々が集う会場からは、グッドウッドに似た雰囲気が感じられた。

1つだけその場にふさわしくなかったのは、グッディング&カンパニーの土曜オークションの競売人(オークショニア)が、うるさかったこと。

彼が期待していたほどには、入札数が伸びていなかったのであろうが、もっとプロらしくふるまってほしいと思った。一言注意しようとしたが、妻になだめられてその場を立ち去った。

注目集めた ロータスの新型SUV

会場で大きな注目を集めていたのは、ロータスだった。

なかでも新型SUV「エレトレ」はひときわ目立ち、ロータスのデザイン担当上級副社長のピーター・ホーバリーも姿を見せて、エレトレのことをあれこれ説明していた。

私はすでにこの新型SUVについて記事を書いたことがあるが、ホーバリーの熱心な説明を聞いていたら、美しくスペースが十分なこのクルマのインテリアの価値を完全に理解しなければと思い、懸命にメモをとった。

あらゆる点で、エレトレは素晴らしいクルマだ。もし今、混雑した道路で私がエレトレを見たとしても、ロータスだとは気がつかないかもしれない。

だが、何度も見ているうちに、やがては認識できるようになるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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