Juju(野田樹潤)ブログ

2023.11.09

ヨーロッパで活動するレーシングドライバー、Juju(野田樹潤)の2023シーズン。イタリアのミサノ・サーキットで行われたジノックスF2000フォーミュラ・トロフィーの最終ラウンドはJujuにとって初めてのタイトル決定戦となりました。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第96話:最終ラウンドで逆転 チャンピオン獲りました!

もくじ

タイトルに挑む週末、いつも以上に慎重に!
1レース目で逆転! そして最終決戦へ
冷静に追撃、そしてタイトル確定!

タイトルに挑む週末、いつも以上に慎重に!

こんにちはみなさん、Juju(野田樹潤)です。

ついにわたし、タイトルを獲りました! 夢にまで見たチャンピオンになったんです! 

ジノックスF2000フォーミュラ・トロフィーの最終ラウンドは11月3~5日、イタリアのミサノ・サーキットで開催されました。

わたしは14戦中11戦の有効ポイントでベンジャミン・ベルタ選手に3ポイント差の2位でした。

レース前、監督と話して確認したことは、当てられたりするトラブルを回避しなければならないことでした。

例えばベルタ選手とわたしがぶつかって、ともにリタイアすると、タイトルは彼のものになってしまうのです。

レース前、監督と話して確認したことは、当てられたりするトラブルを回避しなければならないことでした。 写真:NODAレーシング

いつも以上に丁寧に走ろう! そう思って挑んだ予選。でも序盤にトラブルが発生してしまいピットイン。すぐに直してもらってコースインした時の残り時間でアタックできるのは3ラップという状態でした。

最初のラップは途中までうまくいっていましたが、最後にペースダウンしているマシンに前を塞がれてしまいました。

2周目のアタックではクリアラップがとれ、2位に1秒差をつけるポールタイムを記録!

でもジノックスの予選は2レース分を兼ねているので、ベストラップを2回出す必要があります。

続けて最後のアタックをしていると、ベルタ選手がレコードライン上でペースを落として妨害してきましたがこれを避け、ギリギリでセカンドベストタイムもわたしのものになったのでした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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