まだまだ頑張る現役総編集長の奮闘録

2025.05.29

3月に車検を通したばかりの笹本総編集長のポルシェ・タイカン。走行距離はついに5万kmに到達しました。大きなトラブルはないものの、BEVならではの走行用バッテリーの劣化は体感できるレベルのようです。

【実際に購入レポート】ポルシェ・タイカンの長期テスト(23)走行距離が5万kmを超えました

もくじ

3年5万kmを超えてバッテリーの劣化は……

ポルシェ356クラブのツーリングに参加

3年5万kmを超えてバッテリーの劣化は……

5月2日にタイカンの走行距離が5万kmを達成した。

私のタイカンは、3月に車検を取ってからも順調に距離を伸ばして、5月2日には遂に5万km走行を達成した。

当日は、記念にオドメーターのキリ番撮影をしようと思っていたが、生憎、大雨の中央道走行中だったのであきらめ、仕方なく近くのパーキングでご覧の証拠写真を撮影した。

車検の際に、充電を80%に抑えてくれと言われたが、そんなことは現実にはできないので、そのまま毎回満充電を行っているが、今のところ特段のトラブルはない。

しかし、新車から3年が経過したため、残念ながらバッテリーの劣化が感じられるようになってしまった。

昨年の今頃は、満充電時の走行可能距離は380-390km程度となっていたが、今年は350kmを超えることは無く、340km前後にしかならないのである。

正確な劣化の程度は、夏まで計測してから報告する事になろうが、恐らく10%程度は低下しているのでないかと推定される。

ポルシェ356クラブのツーリングに参加

ポルシェ356クラブのツーリングイベントに参加。

5月18日に、ポルシェ356クラブのツーリングイベントに参加した。本来なら356Aカブリオレの本領発揮というシーズンだが、雨天の天気予報が続いていたため断念し、タイカンでの参加となった。

ところが、当日は予想に反して薄曇りの良い天気となり、新緑の富士五湖地方を連なって楽しく走ったのである。

本稿トップの写真は昼食会場の富士ビューホテルからで撮影した写真であるが、356とタイカンのサイズの違いがはっきり分かって面白い。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。

関連テーマ

バックナンバー

記事一覧

 
 

おすすめ記事