イベント・レポート

2017.5.28

パンダリーノ 2017

[編集部より]

ジウジアーロご本人から、まさかのビデオコメントが届いた第10回「パンダリーノ」。 「フィアット・パンダ」オーナーの皆さん、見逃してはいけませんよ。

text & photo:Kentaro Nakagomi(中込健太郎)

10回記念 ジウジアーロからコメントビデオ

2008年にスタートしたフィアット・パンダのオーナーズミーティング「Pandarino(パンダリーノ)」は今年で10回目を数え、330台を超えるエントリーがあった。浜名湖湖畔のキャンプ場渚園には、開場より前から多くの参加者が集まり、クルマを囲んで早くも盛り上がっていた。入場がスタートすると、初代パンダ、2代目ニューパンダ、現行パンダ、そのほかの車種と、エリアごとに会場内へ進む。シンプルなスタイルながら、色とりどりのパンダが初夏の日差しのもと、青々とした芝生の上に並ぶ姿だけでも祭典、見る者を楽しませる。


全国から集まるパンダたち。11時ころにゆっくり目の開会式でイベントがスタート。しかし、基本はパンダで集い、ゆったりと時間を過ごす場、というのがこのイベントの基本的なスタンス。プログラムとして用意されているのは、恒例のパンダを籠にみたてて参加者に囲まれる「パンダDE玉入れ」と、パンダがカメラマンの脚立としても大活躍し、パンダを愛する参加者がパンダに囲まれて撮る集合写真の撮影だ。

今年は10回目の開催ということもあり、アコースティック・デュオ「サンタラ」のライブ、そして10年間同じクルマでパンダリーノに参加した皆勤賞の4名4台の「パーフェクトエントリー表彰式」が行われた。

加えて、サプライズで、初代パンダのデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ氏からのビデオメッセージも届いた。FCAジャパンが持ち込んだ現行パンダのラゲッジスペースに設置されたモニターに映し出されたその映像を、集ったパンダファンたちは食い入るように見入っていた。


「私もとても気に入っていて意味のあるモデルだと思っています。そんなパンダを今も多くの人が気に入って愛してくださっていることに心から感謝します」というジウジアーロ氏のメッセージに一同感激。約40年の歳月を経て、今もなおその名でモデルが残り、多くの人に愛されるクルマになって、このメッセージを多くのファンが聞いている。この状況こそ、フィアット・パンダのオリジナルコンセプトそのものなのかもしれない。

また会場では例年通りフリーマーケットも開催。出展者の手掛けた思い思いのフィアット・パンダをはじめとしたクルマ関連、クルマのモチーフをあしらった小物、グッズをはじめ、海外から見つけて来たもの、手持ちのストックの放出など、パンダリーノ参加者が足をつい止めてしまいたくなるようなものが目白押しで、早々に売り切れる商品も続出するほど賑わっていた。

「あくまでもパンダ」なパンダリーノ。クルマが主役というより「クルマとともに楽しむ」イベントは今年も大盛況の裡に開催された。
 

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