トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ北海道ステージ 北の大地のヒストリックカー・ラリー

2019.07.13-15

100字サマリー

北海道の雄大な大地で行われる「トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・北海道」は、ヒストリックカー愛好家にとって初夏を告げるイベント恒例のイベントです。今年は江別をスタートしドライビングが満喫できる選りすぐりのコースを舞台に行われました。

text & photo:Scuderia Tazio Nuvolari Asia

18th+1 トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ北海道ステージ

戦前の車両を含むクラシックカーで北海道をゆっくり楽しむと同時に、「クルマ」を通じて地域の方々との交流と自然や味覚など、よりコアな「北海道」を知ってほしい。そして、どんなに古い「クルマ」でも大事に整備維持することによって、楽しく走れることを北の大地からアピールします。エコロジーと交通安全も啓蒙し、次代の人々に人類最大の発明であります「クラシックカー」の文化と、イタリアの偉大なチャンピオン「タツィオ・ヌヴォラーリ」を日本の人々に広く知っていただきたいと考え開催しています。

「18th+1 トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・北海道ステージ」は、戦前のモデルを始め歴史的な世界の貴重なクラシックカーが参加して、2019 年7月13日〜15日の3日間で開催しました。今年は2泊3日で全コースを走るAクラスと、1泊2日で旭川からスタートするB クラスを用意し、あわせて34台の参加となりました。また初参加組は9台を数えました。

今年は旭川で2泊するルート

今年のルートは江別市にある「江別・蔦屋書店」をスタート後、江別市近郊の町を通過したのち旭川市を目指し、宿泊は話題の星野リゾートOMO7に連泊です。2日目は旭川をベースに浜益、増毛、留萌、鷹栖町を経て旭川に戻るルートで、3日目の最終日は旭川をスタート後美瑛、富良野、岩見沢、南幌町を経由してゴールのサーモンパーク千歳までの3日間約760kmのルートを設定しました 。

初日の13日は心配された小雨予報から一転して、曇り空から陽も射してきまして絶好のイベント日和となりました。江別市長様からご挨拶を賜り、蔦屋書店に設けた特設会場でPC競技を行ってから、多くの観客の声援を受けてのスタートとなりました。今年のスタート・フラッグはイタリア・ローマから駆けつけて頂きましたイタリア外務省の一等参事官のM.ロンバルディ氏にお願い致しました。

1日目は江別市郊外の北海道らしい長い直線道路や田園風景を走り、奈井江「道の駅」にチェック・ポイントが設けました。そして月形の峠道を駆け抜けてドライビングを満喫したところで旭川市の駅前プラザにゴール。全車到着後、宿泊先の星野リゾートOMO 7へ移動しました。

2日目は7月の北海道とは思えない涼しさの中、旭川駅前プラザより1回目のタイム計測場所となる雨竜カート場に向けてスタート。カートコースを使ってPC競技を終えた後は、増毛町に用意しましたランチのバーベキュー会場に向かいます。海岸沿いでは素晴らしい景色を楽しみながら爽快なツーリングが堪能出来ました。

ランチ後は幌加内町「道の駅・森と湖の里 ほろかない」に設けたチェック・ポイントを経てから、2回目のPC競技は鷹栖町の球場前駐車場で行いました。特設の連続PCコースでは、静かながらコンマ1秒を競う激しいアタックが繰り広げられました。計測後は旭川市駅前プラザにゴールして2日目は終了。

最終日は朝から晴れて多少夏らしい暑さの中、朝早い時間にも関わらず大勢の市民の皆様に見送られてスタートしました。チェック・ポイントの美瑛「道の駅・丘のくら」に立ち寄り、富良野にある「サンタのひげ」では名物のソフトクリームで一息。北海道らしい晴天となり美瑛や富良野の美しい田園風景のドライブを満喫できました。ランチは岩見沢にあるイタリアン・レストランで楽しくいただき、ランチ後は南幌カートランドに設けた最後のPC競技に挑みました。アタックを終えたらゴールを目指し移動です。今回は事故や違反も無く、千歳市のサーモンパーク千歳(駐車場)に無事にゴールしました。そして全行程約760kmを完走した各参加者は。満足げな顔でした 。

表彰式は千歳水族館で

ゴール後の表彰式はサーモンパーク横にある千歳水族館で行われ、各クラスの上位入賞者にトロフィーと各協賛企業様からご提供いただいた賞品を授与いたしました。参加者の方々からは、イベントの雰囲気が楽しかった、北海道らしい雄大なルートを堪能できた、という感想をいただき、来年も是非参加したいという嬉しい声もいただきました。

私共としてはもっと多くの参加をお願いしたいのですが、現在の北海道は観光客の増大に伴って宿泊施設が不足しており確保が難しい状況です。そのため不本意ながら台数限定としていますが、体制を整えて受け入れ台数を増やしていきたいと考えております。

今年はFCAジャパン様のご協力を得てアルファ・ロメオ4C やジュリア、ステルヴィオなど4台をお借りする事が出来 オフィシャルカーとして活用させて頂きイベントに花を添える事が出来ました。
最後に、私共のイベントに対しましてご後援、ご協賛、ご協力を下さいました各位、各社に誌面からですが感謝を申し上げます。