生まれ変わったブリヂストンREGNO GR-XIII AMG CLA 35も様変わり 輸入プレミアムの選択肢にも
公開 : 2024.03.25 11:00
輸入プレミアムも味方
これほど乗り心地のよさのわかりやすいタイヤを履いた場合、高速走行もしくはスポーツドライビングにおいて、快適さを求めたトレードオフとして、ハンドリングや安定性といった面で我慢させられるようなこともありがちだ。
車線変更で少しグラっとするな、とか、コーナーでヨレを感じる、といったネガティヴな要素を乗り心地の良さでカバーする、というか、納得させていることが多いというわけだった。
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繰り返すが、ENLITENの考え方はそうではない。ハンドリング性能や、高速道路での安定感を従来以上に高めたうえで、乗り心地よく設計する。そこに大きな妥協はない。
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最新の輸入車、特にプレミアムモデルはラグジュアリーでありつつ、パフォーマンスはより高性能に、よりスポーティにという方向性にある。だから、ややもすると性能重視になってしまい、乗り心地が犠牲になる場合が多い。
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特に欧州プレミアムブランドの場合、日本の街中低速域(30-40km/h)や、一般道の巡航速度域(50-60km/h)の乗り心地をほとんど犠牲にして高性能を担保するモデルも散見される。なぜならヨーロッパで重視される速度域は今や、30km/h以下(市街地)と80km/h以上(郊外路)だからだ。
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全方位的に性能や機能を向上させつつ、しかもカテゴリーごとに要求される項目をいっそう引き上げるというENLITENによって生まれたプレミアムタイヤの革命児「GR-XIII」。このタイヤはことによると、輸入プレミアムブランドの高性能モデルを好むユーザーにとって、そのパフォーマンスを犠牲にすることなく、足りない「何か」を新たに得る良い機会になるかもしれない。
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