ABARTH 124 spider なぜワクワクするのか? 竹岡 圭、ドライブして検証

2019.11.20

クルマだけが持つスピード領域で

女性なら特に気になること、それはルーフ。開けた時の風の巻き込みもそうだが、まず開閉が手動だということが気になる方が多いだろう。

「重心高を下げるためには、上方に重いものは持ってこない方がいいというのはわかるが……」というような言い訳は無用。

心配もご無用。正直わたしも最初は無理だと思ったのだが、一度コツを掴んでしまえば至極簡単。小柄なわたしでも運転席に座ったままルーフの開閉はできる。

風の流れがきちんと計算されているので、全開時の巻き込みも非常に少ないが、スピード域が上がってきたらサイドウインドウを上げてしまえば、それで十分。

歩くでもなく、自転車でもなく、クルマだけが持つスピード領域で、外との境界線がないオープンカー独自の世界観が楽しめること請け合いだ。

そして、ソフトトップゆえに開閉に関係なく、ラゲッジスペースが確保されているというのも美点。しかも、荷物の多い女性なら2泊3日、身軽なら男性なら1週間OKという、ベーシックなトローリーバッグがしっかり収まるほどの大容量である。

つまりそう、刺激的な上に痒い所に手の届く配慮もできる……そんなモデルなのだ。

そして、こんな愉しませ方をしてくれるからこそ、MTかATか……。究極の選択のように思えてくる。そして思いを巡らせているときから楽しい。

どちらを選んでもワクワクする日々が待ってるのは間違いなし。ABARTHならではの特別な思い出をたくさん増やして欲しい。

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