【手元に一生、置きたくなる】29色が揃う「アトリエアルピーヌ」開始 ヴィンテージ確定(!?)の買い方

2020.11.19

ロックスターのギターのようにカラフル

それはまだ、新型A110が開発中だった2010年代初頭。

チーフデザイナーのアントニー・ヴィランはフランス国内のヒストリック・イベントで、昔のA110やA310のカタログ外装色すべてをミニカーで揃えていた、アルピーヌ愛好家の男性に出会った。

アルピーヌ・カーズのデザイナーがヒントを得たのは、愛好家がコレクションをしていたA110/A310のミニカー、その色づかいだった。

元々FRPボディで発色がよく、スウィンギング60sからサイケな70sを生きたスポーツカーだったアルピーヌA110が、ロックスターのギターか何かのように、おそろしくカラフルであることに気づかされたという。

復刻カラーと呼ばないワケ

そこで、これら昔の色を「ヘリテイジカラー」と名づけ、今日のA110の外装色として復刻した……という簡単な話ではない。

今日の規制や環境ルールに配慮した水溶性塗料で、プロダクトとして耐候性や耐久性を保証しつつ、新しいA110ならではのアルミボディの上で、微妙なニュアンスを忠実に再現しなければならなかった。

それには数年がかかった。作業としてはまったくの作り直しだったからこそ、アルピーヌのデザインチームにとっては「復刻」でないのだ。

そして今、ディーラーに足を運んで実際に手にとって色味を確かめられる29色のサンプルは、A110を象ったアルミニウムのミニカーのカタチをしている。

もちろんオンライン上のコンフィギュレーターでも見られるが、ひとつ大きな注意が要る。



人気記事