【手元に一生、置きたくなる】29色が揃う「アトリエアルピーヌ」開始 ヴィンテージ確定(!?)の買い方

2020.11.19

“いつまでもある”わけじゃない素敵色

確率論として、外装色とキャリパー色にホイール色、そこに内装仕様という要素まで加味したら、ほぼ世界で1台のアルピーヌA110が出来上がることは間違いない。

あれこれ選んで+約75万円という収まりもいい。

ただし29色は各色110台の限定で、オーダーを受注し次第、ディエップ工場ですべて手吹きによって塗装されるが、塗料が切れたらそのまま打ち切りとなる。

平たくいえば、早い者勝ちだ。

日本での納期は、オーダー受注から約8か月。ハイエンド・スーパースポーツでもパーソナライズ・サービスはたけなわだが、納期としては短い方だろう。

ほかでは真似できない、第3の柱

「グローバル規模で見ると、アルピーヌにとって日本はフランスに次ぐ第2の市場なのです。A110には、スポーツ性を高めたピュアやA110 S、洗練を極めたリネージやGTモデルという2つの系統がありますが、今後3本目の重要な柱となるのがインディヴィジュアル・サービス、つまりアトリエアルピーヌなのです」

そう今回のオンライン会見で、パトリック・マリノフCEOは述べた。

昨年9月までAMGメルセデスのマーケティング・ディレクターとして辣腕を奮い、来季のアルピーヌF1参入のタクトを振る人物でもある。

90年代半ばより一時はメーカーとして失われていたアルピーヌ。

不在の間も、その小さな火を絶やさず灯し続けた愛好家から、メーカーが学んでプロダクトに反映させる流れを作れたからこそ、スポーツカーとして血の通った1台になりつつある。

チーフデザイナーのヴィランはこうもいっていた。

「ヘリテイジカラーは、造り手である我々がストーリーやメッセージを込めてクリエイトした色ではなく、旧アルピーヌに元からあった色。それぞれ由来はありますが解釈は委ねられているというか、アルピーヌの歴史に新しいオーナーがインスパイアされてくれたら、それでいいのです」

もうひとつ付け加えておくなら、他メーカーが似たサービスを出しても、かくも素敵な色バリエーションを用意することは難しい。

陳腐な言い方になるが、それこそがフランスのスポーツカー・メーカーならではの美意識と力業なのだから。

アトリエアルピーヌ オプション一覧

ボディカラー(29色):61万4000円
ホイール(デザイン3種/カラー3種):8万6000円
ブレーキキャリパーカラー(4色):4万6000円

アルピーヌ・ジャポン公式コンフィギュレーター
アトリエアルピーヌ公式ウェブサイト



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