【愛車選びの基準が変わる?】ジープ・ラングラーで「ソロ遊び」 タフなクルマとタフなギア、ちょっとの冒険心
公開 : 2020.12.25 14:10
COVID-19がきっかけで、わたしたち、自動車を愛するひとびとの生活も激変しました。限られた環境で、少しでも、気持ちだけでも豊かにならないか。旅に出ました。

もくじ
ー 2021年、愛車選びの基準が変わる?
ー 揺るがぬ伝統、絶え間なくつづく進化
ー 人生を豊かにするための「3つのこと」
2021年、愛車選びの基準が変わる?

数年後に振り返ってみるまでもなく、今このタイミングで世の中は激変しようとしている。きっかけはもちろんCOVID-19である。
働き方が変わったことを受けて、日常生活にも当然のように変化が起きている。移動に対する概念も変わってくるので、これまで「なんとなく」選んでいたクルマに対する要求が、よりシビアになることもあるはずだ。

普段、自宅でビジネスをしていれば、プライベートは外に気持ちが向く。だが友達と集まってパーティとか泊まりとか、そういう遊び方は今風とはいえない。
「ひとりアソビ」の道具を愛車に積んでおいて、見たい景色を思い描いて出かける一人旅。泊まりたければ車内泊だっていいし、狙っていた風景が見られるのであれば日帰りでも構わない。
こんな時代だからこその楽しみがきっとあるはずだ。

今回の旅の相棒はジープ・ラングラーだ。クルマの性格を考えれば、普段なかなか行けないようなフィールドに踏み込んでみたい。
今シーズンは思いのほか早く雪が降ったので、雪原を見にいってみようと思い立った。

今回のツーリングに連れ出した2台のジープ・ラングラー・アンリミテッドはマッド&スノー・タイヤとスタッドレス・タイヤを履いている。新雪なら全く問題はないだろう。
忙しない金曜日の街中を抜け、中央自動車道に合流。途中からは敢えてのんびりと下道を走って、雪景色が広がっているであろう霧ケ峰高原を目指した。