【成熟の時】ジープ・グランドチェロキー、オンオフ「別格」 同居する伝統と革新[PR]

公開 : 2021.03.01 11:55

包み込まれるように柔らかい質感

ジープ・グランドチェロキー・リミテッドの座り心地というか居心地は、前席/後席ともゆったりとした空間で両肘を支えるアームレストが、窮屈とはほど遠い、しかし絶妙の距離感で設定されている。

欧州風とは明らかに異なる、アメリカン・コンフォートだ。

そこに290ps/35.4kg-mを誇る3.6L、今どき珍しい自然吸気のV6エンジンが加わる。滑らかな回転フィールに、8速ATの上質なマナー、しかも前面がアコースティックガラスのため、高速道路でもノイズが不愉快に感じられる場面は皆無だ。

標準装備の265/60R18のオールシーズンタイヤは季節柄、スタッドレスに替えられていたものの、高速で無闇によれることなく、長距離行はすこぶる快適だった。

鷹揚な乗り心地に支えられた快適な車内空間は、それこそ数値的にではなく、長い経験によって得られたアナログ的な良さを感じさせる。

早い話が、矢のように直進するが平べったい快適さではなく、包み込まれるような柔らかさのクルーズ感で街乗りも楽しい、そういう動的質感なのだ。

その走りを味わいながら、大阪市街の3~4車線ワイドの道路の上で、ジープの窓から大阪駅周辺の新しい街区や、中之島の高層ビル群をふり返ると、まるでシカゴかロサンゼルスのダウンタウンのように感じる。

そのまま土佐堀通沿いに走っていくと、これまたフランスのリヨンやドイツのケルンのような、川港の街の新開発地区が思い出される。

人が街に求める機能といえば、「稼ぐ」「遊ぶ」「魅る・魅せられる」といったところだろうが、すべてが揃った歴史ある街も新しい建物や施設が少しづつ加わることで、いつの間にか新しい街へと変化していく。

グランドチェロキーにも、まさに同じことがいえる。1941年以来、ミルスペックから始まったジープの本格的な悪路走破性や4WDシステムはそのままに、ラグジュアリーという要素をミックスさせ電子やインテリジェント制御を採り入れ、世代ごとに少しづつ進化してきた。

オンでもオフでも信頼できる性能は、カタログでわかりやすく示されるものでこそないが、条件が厳しくなるほど本領を発揮する、そういう種類のものだ。

ジープ・グランドチェロキー 公式サイトをみる

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