【ベルランゴで試す】ミニバン専用タイヤの違い 静かで、乗り心地がおすすめ グッドイヤーEfficientGrip RVF02

公開 : 2021.03.12 07:00

なぜ専用なのか? 乗り心地の評価

微細化したシリカを採用したゴムや、丸みを帯びた新形状のサイドウォールといった技術は、ともに発熱を抑制している。

タイヤが余計な発熱をするということは、クルマの運動エネルギーが熱に変換されていることであり、ロスに繋がる。つまり発熱を抑制すれば、転がり抵抗が減って燃費改善が図られるということだ。

ベルランゴはディーゼル・エンジンに多段の8ATを組み合わせた低燃費性能が自慢だが、それをサポートしてくれるだろう。

エフィシェントグリップRVF02は、全サイズが転がり抵抗性能「AA」、ウエットグリップ性能「b」「c」を満たすので低燃費タイヤに該当。WLTCモード燃費18.0km/Lというベルランゴの環境性能も支えることに。

環境にもお財布にも優しい低燃費性能だが、もう1つの美点は前述のようにスーッと滑らかに転がっていくフィーリングもあって、洗練された印象となることだ。

その一方で、転がり抵抗低減にはタイヤの変形を抑えるのが有効であることから、低燃費性能に優れたタイヤはゴツゴツとした乗り心地になることも少なくないが、エフィシェントグリップRVF02ではそういった兆候は見られない。

ファミリーのロングドライブもこなすミニバンだから、専用タイヤには乗員みんなが気分良く過ごせる乗り心地・静粛性を期待したい。

フィーリングとしては、いかにも厚底シューズといったようなフンワリしたものではなく、スッキリとしていて適度に引き締まった感覚もあるのだが、路面の凹凸を乗り越えたときの突き上げ感はマイルド。

ベルランゴのシャシー性能は概ね高いレベルであるものの、低速域でときおりゴツゴツする癖を持つが、それが上手に抑制されている。

トレッド内部のベルトや、ラウンドプロファイルとしたショルダーからサイドウォールにかけての形状などに、衝撃を緩和する工夫を凝らしているからだ。

そして、もっとも嬉しい性能と思われたのが、路面とタイヤが触れあうことで発生するノイズが少なく、室内が静かになること。

もちろん無音になるわけではないが、“ヒャー”とか“ヒュー”といった耳障りな甲高い音はほとんど感知されない。ザラザラとした荒れた路面を通過したときに聞こえてくる“ゴー”といった低い音は不快感が少なく、音量自体も小さかった。

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